ザ・ルーム・ネクスト・ドアの作品情報・感想・評価・動画配信

ザ・ルーム・ネクスト・ドア2024年製作の映画)

La habitacion de al lado/The Room Next Door

上映日:2025年01月31日

製作国:

上映時間:107分

3.8

あらすじ

『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』に投稿された感想・評価

asagao
3.9

死を考えることで、生を感じる

安楽死を取り上げる映画は多くあるけれど、本作はそのどれとも違う。これは、尊厳死の是非を問う映画ではなく、どう死を迎えるかを通じて生を描く作品だと思う。

末期がんで自…

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541
1.9
そうか。考えていたのとは違った。
ただ、病に冒された人を「闘病」とよび、治ればヒーロー、治らず死ねば負けたとする言葉は嫌だと、全く同じことを思っていた。

かなり前に見たので詳しいことは書けませんけどね、これだけは確実。 

この作品は私にとっての人生のバイブル。
何度も見返したい。何度でも思い出したい。

どうせ人は死ぬから。
熱い思いは持たなくても…

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ROHNO
4.1
このレビューはネタバレを含みます

ティルダ・スウィントンの頭蓋骨が印象的。
あっけらかんとしたユーモアは見習いたいです。リハーサルで笑いました。
あれ実はわざとなんじゃないかと思ってる。衰弱と薬の影響で揺れるのは仕方ないけど、基本的…

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nooou
3.9
死を感じたことのない人とそうでない人で共感度がかなり違うでしょう。ペドロさんの作品は、近年はマイルドだけど考えさせられるテーマが多いな。
木蘭
3.2

 オシャレ文化人のライフスタイルを眺めながら、ペドロ・アルモドバル監督の老いの衰えを再確認する映画。

 今回は原作があるとはいえ、アルモドバル監督の作品は「近しい人の振るまいのせいで、主人公がエラ…

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好き嫌い分かれそうな作品だし、アルモドバルっぽくないテーマだったけど、アルモドバル感も健在。
私は結構好きだったな。自分で死を選ぶことは難しいけれど、マーサは幸せだっただろうと思った。
ティルダ・ス…

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4.4

この手の話を必要以上に感傷的に描かないのはさすがアルモドバル。最後の方の警官とのやりとりは、キリスト教の「正義」にずっとアンチを通してきた彼の反骨精神か。
きれいにメイクして鮮やかな服を着て逝くマー…

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YKR
-
相手の死を迎え入れるのは永遠の課題だと思う。それは自分にとっても。この作品の世界観がとても美しかったです。

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