公民権運動の時代、無実の罪で差別と暴力にまみれた更生施設に入れられた黒人の少年の反省を描く。ほぼ全編を主人公たちの一人称で描くことで主観的な物語のようで、ドキュメンタリー畑の監督らしく要所要所で様々…
>>続きを読む原作内の視点の切り替えを映画的な表現として消化する手法に感激した。
原作内のエルウッドが夢見たホテルロビーで食事する黒人という状況を、ターナーが無意識的に再現するという原作内の大きな伏線回収がもっ…
手を差し出したのは誰か?
本人の目に映る映像。
ドキュメンタリーではなく、
本人が出てこない違和感。
時折現れるワニや馬。動物。
何かの風刺なのだろうか。
異音にも聴こえた何かの音色。
楽曲な…
虐待が当たり前に行われていた少年院で、2人の少年が自由を求める話。
冒頭から印象的なカットの連続で、主人公の顔が映るアイロンが反復するところとか、車の窓ガラスに主人公の顔が映ってるところとか、いき…
少年院に入れられた二人の黒人少年の友情物語。
最後にエルウッドの意思が、ターナーに受け継がれていたことが分かって感動した。
かなり芸術性に寄せた作品だから、映像の意図が理解できない部分もあったけど、…
『ニッケル・ボーイズ』POVで描く60年代アメリカ南部の真実。一人称視点を複数の目でスイッチしていくカメラワークは斬新で"劇場体験型"作品だなと思う。配信限定?なのだとしたらなんだが勿体無い。この手…
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運命を受け入れる
2025年映画47本目
主体と客体を閉じた世界と社会を軸に描いた傑作。
2作続けて映像化に恵まれたコルソン・ホワイトヘッドに誰もが嫉妬する。
ドキュメンタリー作家が原作もの…
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