神に仕える者たちの作品情報・感想・評価

神に仕える者たち2020年製作の映画)

Služobníci/Servants

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3.6

『神に仕える者たち』に投稿された感想・評価

神様の一番近くに来たのに
僕らの心はざわめいている

神様だけに告白したことが
邪悪な人間に知れ渡っていて

無限にあったはずの未来が
目の前で絶望に侵食され始めた

邪悪というパンデミックは
いつ…

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雅治

雅治の感想・評価

3.1
共産党政権下で、神学生たちが「神」と「政治」の挾間で苦悩する姿を描いたスロバキア映画。モノクロ、スタンダードで全編が静謐なアート・フィルム。基本説明無いのでわかりくいのが難点。

このレビューはネタバレを含みます

圧巻。一時間ちょっとでこのストーリーをこの美しい画面で成し遂げてることがすごい。『リカルド・レイスの死の年』のように権力の暴走の止まらない時代を描いているけれど、本作は若者が行動しても一瞬で潰される…

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Nappon

Napponの感想・評価

3.7

舞台は、1980年のチェコスロバキアにある神学校。宗教に対する政治的介入がある中、ミハルとユライ、二人の神学生が時代に翻弄されるストーリー。

モノクロの濃淡、上からのショットや美しい構図が好みだっ…

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土偶

土偶の感想・評価

4.0

モノクロでかつ佇まいが「イーダ」のような静けさ。
旧東欧諸国と呼ばれた国々を舞台にしたものは、市民の片隅レベルまでの監視社会を支えた保安局的な人物が登場する映画をよく見る。(特にドイツ映画でのシュタ…

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Jaya

Jayaの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

チェコ・スロバキア時代のブラチスラヴァにある神学校が共産主義政府の圧力を受けているお話。秘密警察イヴァンが食ってた巨大イカ飯みたいなの何だろう?

新しい神学生ユライとミハルを中心に、かなり淡々と描…

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 1980年のチェコスロヴァキア社会主義共和国の共産党監視下の神学校の話。
宗教を否定する共産主義と宗教信念に揺れ動く生徒たちが描かれている。

 モノクロで不気味に描かれていて、当時の秘密警察監視…

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kabaya

kabayaの感想・評価

-

eu film daysオンライン。

映像がカッコいいので、重厚なテーマのわりに見ていられる。
合間に挟まれる回転卓球は最高。ラストひたすら怖い。

ただし、共産国家におけるキリスト神学校という設…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.3

【第70回ベルリン映画祭 エンカウンター部門出品】
EUフィルムデーズにて。スロヴァキアのモノクロ作品。1980年の共産党政権時代、神学校に入学したユライとミハルを中心に「宗教」と「政治」の間で揺れ…

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【詳述は、『リカルド·レイスの死の年で』欄で】優れてルックやビジョンに長けてる作品とは分かるが、知性的な作品というのは、あんまり好きになれなくて、自分の程度の低さを思い知るようで、困る。
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