南米ならではのキリスト教の死生観が窺えます
《ペドロ・パラモ》
沢山の語り手、グチャグチャな時系列
マジックリアリズム原作と合わせて観ることをオススメ
原作にかなり忠実な映像化!
映像化…
主人公は父親であるペドロ・パラモを探して、廃れてしまった町にやってきた。
街の有力者だった父はやりたい放題、暴力と恐怖で町を支配していたようだ。
時制が目まぐるしく変わり、おまけに死者までが普通に登…
傑作ってほどでもないけど、とりあえず南半球映画最高。生と死の境目も曖昧な量子的マジックリアリズムたまらん。自分もとっくに死んでて映画観てる地縛霊の気分で観てた。南の人々の風貌も言葉の響きも、家も街も…
>>続きを読む因果律を生む前の混沌が表象されている。
普段は使わない認識回路を駆使して挑んだ。
それなのに鑑賞中に完全に振り落とされてしまった。そう、これは快感だ。このような感覚を求めて、この映画を観た。まさに…
原作はラテンアメリカ文学のムーブメントを起こすきっかけとなっており、未読ではあるが映像から入った。不思議と引き込まれるが、そこまで突飛な話でもないという印象を受ける(教会のみ理性を保ち、幽霊としても…
>>続きを読む小説原作特有のよくわからないやつ。
時系列も語り手もバラバラで夢なのか現実なのかもよくわからなくて、あんま気にならないノーラン作品って感じで意識を映画にとどめておくのが苦労した。
ペドロパラモがカス…
幼い頃父親に捨てられた主人公は父ペドロパラモに会うべく旅に出た。
彼はかつて父ペドロパラモが支配していた村へと辿り着く。生者と死者が入り混じる荒廃した村で、彼は父の人生を知るのであった。
それなり…