原作は未読ですが、東京国際映画祭で三冠受賞の作品ということで、期待していました。
モノクロの映像なので時代はかなり昔なのかと思ったら、主人公、長塚京三さん演じる儀助がパソコンで原稿を書いたりメール…
とても怖い映画だった
渡辺先生のようなスノッブな人生とはほど遠いにしろ、自分にもあり得そうな未来と重ねてしまい我が事のように思えて終始ヒリヒリとしながら見た
瀧内公美さん、河合優実さんの配役が怖…
奥さんに先立たれて隠居してる大学教授が夢と現実の区別が無くなり魘されていく話。
全編白黒やけど食事のシーンとか色見えるように感じた。
老後の一人暮らしってルーティン的に生きるようになるやろうし…
世間的には勝ち組の老後なのだろうけど、幻覚?をみるようになって、現実との境界が曖昧になって、生活も荒れていくのが、死が近いからおかしくなったのか、おかしくなったから死が近くなったのか、そもそも本当に…
>>続きを読む私は筒井康隆が好きなのに劇場で観られなかったこともあり、この数ヶ月頭の隅っこでこの映画のことが気になっていました。
配信されてすぐ夏の朝7時くらいから観始めたそのタイミングも良かったのだと思いますが…
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