大学教授を辞じて10年になる渡辺儀助は77歳。
今は都内・山の手の古民家で講演や執筆など僅かな収入を得ながら、慎ましく暮らしていた。
預貯金が後何年持つか、すなわち自分が何年持つかを計算し、後何年い…
2025年130本目。
前半の丁寧な暮らしにうっとりしてたら、1時間すぎたあたりからどんどん不穏になり不安になり…美しいはずの現実に醜い虚構が入り交じり、置き換わり、破綻してゆく様がなんとも不気味で…
なんかパーフェクトデイズっぽいなと思いながら視聴を始めたんですが、最終的には全然違う映画でした。
主人公は死を意識しながらも穏やかで誇りある人生を送ってるんですが、徐々に訪れる身体の衰えと迫ってくる…
「先生はメタファーの話をしてらっしゃるのよ」
↑カッコ良すぎるセリフ
老後の丁寧な暮らしASMR映画かと思ったらホラーでした。マルホランド・ドライブみたいだった。
あんなにこだわっていた食事が、ち…
展開が読めない作品
元フランス文学の大学教授
今は大学を辞め、講演や原稿書きで贅沢ではないが、悠々自適な生活を送っている。
時折、昔の教え子たちとの交流や若い女性との触れ合いもあり、ハリのある生…
75歳の儀助(長塚京三)が、きちんと生活していて、貯金が尽きる時には死ぬと決めて生活していたが…、という話。
食べ物もちゃんとしたり、きちんと生活していたはずの儀助の前に、大学の教え子の靖子(…
パーフェクトデイズとボーはおそれているを混ぜたみたい
結構精神的にやられた
こっちの方がパーフェクトデイズじゃんと思いながら観てた。
「裏窓」が出てから急に覗いてる感が出てきた。主人公の日常を、…
筒井康隆先生の、60才を過ぎた頃書かれた小説『敵』の映画化
「老人文学の金字塔」と言われてるそうです
孤独、老い、リアル貯金減ってくる、収入が無くて税金が払えない人、死への不安、なんだか身に迫る…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA