社会派な作品を得意とするルーマニア出身のテオドラ・アナ・ミハイの長編3作目。
長編デビュー作となったドキュメンタリー映画『Waiting for August』(2014)では、海外で働かなければ…
性加害から歯車が狂い始める。
根本の原因は貧困なのか。
経済的な貧困や同じような境遇の友人が集まってきてしまう人間関係の孤立、それによって自分の考え価値観の中でしか生きていないこと。
足りないのは…
美術品盗難事件と、移民問題や西欧/東欧の格差問題との繋げ方が鮮やか。
自分たちが盗んだ絵の価値を(ましてや画家の名前すら)理解していないところや、そもそも売れるものですらないことも知らないところに…
東京国際映画祭。
ルーマニア→オランダに出稼ぎに来る移民問題に切り込み、日本でも問題になっている闇バイトの成れの果てを見ているようだった。
美術館の植民地がテーマなのは、この時代の新しい奴隷問題…
東京国際映画祭で鑑賞。
ルーマニア、オランダが舞台の社会派サスペンス?映画。
ベルギー育ちのルーマニア移民の監督の原体験と実際の絵画盗難事件を組み合わせて自由に創作したというこの映画。
ヨーロッ…
西欧に移住した若いルーマニア人夫婦の困窮暮らしが陥る隘路。
“母の聖戦”のテオドラ・アナ・ミハイ監督&ムンジウ↓脚本作だけに、旧共産圏映画に通底する殺伐都市描写へ独特の質感を看取。夫婦の物語的連環…
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