第72回サン・セバスティアン映画祭 脚本賞、助演俳優賞受賞した、フランソワ・オゾン監督最新作
編集部的には、テーマに対して、少し軽い印象。オゾン作品が好きな方だと、この「軽快さ」を評価されるのかな、…
ブルゴーニュで一人暮らしをする80歳のミシェル。昔からの友人マリー・クロードが近くに住み、絶えず交流している。あるヴァカンスの日、パリから娘と孫がやってくる。ミシェルは自分で採ったキノコを料理して振…
>>続きを読む秋が近づくキノコ日和の日、フランスの片田舎にあるミシェルの家に、娘のヴァレリーと孫のルカがパリから夏季休暇で訪ねてきた。しかし、ランチに混入した毒キノコでヴァレリーが食中毒を起こしたことで、その日の…
>>続きを読む主人公ミシェル(エレーヌ・ヴァンサン)は温かな幸せの中で丁寧に暮らしているけれど、胸の中にはうっすらと罪悪感のようなものが消えずにいて、それでもなんとなく穏やかに日々は過ぎ去っていく。そういう微妙な…
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良かれと思うことが大事。
家族と疑似家族の話。
フランソワ・オゾンの最新作。ヒューマンサスペンス?ミステリー?そんな感じ。「ゆれる」とか「落下の解剖学」みたいな確信をぼやかすタイプの作品。人と…
なんだかほっこりするティザーに惹かれて鑑賞。なんとも言えない繊細具合が個人的には結構刺さって見て良かったと思えた作品であった。
交友関係がとてつもなく狭く深くのわたし個人としては80歳になって仲良く…
驚いた。
良い意味で予想外の作品。
これはまさに人生ミステリーといっていいだろう。
序盤から終盤まで途切れることなく緊張感が維持され続け、一見穏やかなルックながら、人間の持つ光と闇をえぐり出して映…
複数回の鑑賞を必須とする代表格であろうオゾン作品。
そうとは理解しつつも、劇場では一度しか鑑賞ができないままレビューを書くことに気が咎めます。
さりとて、沸き起こった感情をしたためておきたいと思わせ…
フランソワ・オゾンの新作である。
オゾンの作品を初めて見た。基本的にはサスペンスだが、軌道を薄く敷いているところとそうでないところの差が激しく展開が読めず、それなのにしっかり面白くしている。大…
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