戦争が影響する苦しいストーリーなのに、良い意味でイタリア映画っぽいテンポで幸せを感じる
戦争の影響で貧しくなって、息子の幸せを願ってなくなく送りだし、戻ってきた息子はとても幸せそうで、願ってたはず…
すごく切ない
帰ってきた息子を見て本心では一緒にナポリで暮らしたいが、息子を想う愛ゆえに手放す決断をした母。貧困がなければ別の幸せがきっとあった。
バイオリンを売ったのも、ナポリで暮らす上では一番息…
戦後まもないイタリアの南部ナポリ地区で母と暮らしていたアメリーゴ。
アメリーゴは骨が浮きでるくらいガリガリに痩せてて、服はボロボロ、暖かい服はなく裸足で学校にもいけず、家庭を支えるため小銭稼ぎ。
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1946年、ナポリの貧困地区に住むアントニエッタ(セレーナ・ロッシ)は息子アメリーゴ(クリスチャン・セルヴォーン)を北部モデナ行きの列車に乗せる。そこで共産党員のデルナ(バルバラ・ロンキ)に引き取ら…
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とにかく切ない。
アントニエッタは貧困と同時にあまりに愛情表現が不器用すぎた。あの年でアメリーゴにそれを理解しろというのは酷だと思った。アントニエッタもデルナも愛はあるからこそ責められないし難しいな…
切ないなぁ
貧困のために愛する我が子を手放さないといけない。
豊かな暮らしを知ってしまった子供は元の生活に戻れない。
お金がないせいで、親子関係もうまくいかない。お互いに大切に思っているのに。
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