プレ値のついたBDでしか観ることのできなかった本作。もう観られただけで感激。
他のブレッソン作品よりも、鮮やかさや艶っぽさがあり、音楽がしっかりと使われていたり、滑稽でおかしみのある男女の色恋話と…
そのようにした方が良いと事前情報があったためレイトショーで鑑賞
終わってから映画館出た時の月明かりが心地良い
正直登場人物がみんな奇妙(忌憚なく言えば気持ち悪い)
それがこの作品の良さであり根幹であ…
愛という概念の前には人間は正気ではいられない生き物らしい。そしてそれがどうやら当たり前として是認される世界があるようだ。
内向的で内気な画家志望の男。芸術と夢想に生きるに値する才能も環境も持ち合わ…
ジャックが眺めた女性には、間に一枚の絵がある。一つの声がある。絵は美しい色彩を、声は夢見る未来を想像させて彼を恋焦がれさせるが、彼はその先の女性自体へと到達することができない。いまだと、恋に恋してい…
>>続きを読む© 1971 Robert Bresson