期待せず達観して鑑賞したが、思いの外、よく出来た映画だと思った。
原爆が投下された、8月9日の朝から救護所が解散するまでの3ヶ月程の長崎、浦上地区がメイン舞台。
看護師見習いの女子3名は被曝直後…
長崎に原爆が落とされる
直前からその後のしばらくの話し。
戦争から35年後に纏められた
「閃光」という本より
作られた映画だそう。
戦争が1週間早く終わったら
誰も死ななかった、
というくだりの台詞…
これ見るために少し離れた映画館まで足を運んだ。市外の映画館だけど人が多かった。お盆だし鬼滅だしな。でも、やっぱりこの作品はガラガラでした。周りは年配者多かった。
原爆…陳腐な言葉でしか言い表せられな…
●『夏には観るべし』と刷り込まれている戦争関連の映画。義務感から?条件反射的に?観に行った。
●原爆を扱った作品。『広島』を扱った作品は多いけど、本作で取り上げているのは『長崎』。
●被爆直後の…
3人で荷車を押しながら、アツ子が矛盾する想いを叫んだシーンが、本当に本当に辛かった。
そうだよね、と思う。
当時も、国の空気感とは違うところで想いを抱えていたひとや、やりきれない気持ちをどうにもでき…
「水くらいやればよかった どうせ死ぬとに」
正確には覚えていないけど、このセリフがつらかった
終盤の爆発音で、自分でもびっくりするくらい鳥肌が立った
経験していない自分ですらこんなにトラウマになる…
皆どんどん死んでいく。治療してもしなくても。だからつい、すぐここから逃げてほしいと思ってしまった。そんな事はできなかったんだろうけども。
アツ子が言った「真っ黒だよ!」っていう言葉が頭から離れんかっ…
被爆した長崎を舞台に映画化するなら永井隆さんだろうと思っていたけど、本作は日本赤十字の看護婦(看護師)にスポットライトを当てた作品。
まず映画化されたこと自体が意義深いので難癖つけたくないものの、朝…
青春と呼ぶには、あまりにも残酷すぎる
当時の長崎を生々しく描いていて、終始心臓がキュッとなる。
平和な長崎が、一瞬で焼け野原になるのが、心にずしんとのしかかる。
光だけ見せて、その瞬間の街の風景を…
戦争中の長崎。
3人の幼なじみの少女が体験した現実。
1945.8.9 11:02
一瞬で街は吹き飛ばされた。
看護婦見習いの3人は
それぞれ病院にたどり着き再会。
1人は一緒にいた父が重症
1…
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