桐島の穏やかで平和な潜伏生活を淡々と描いている。
それまでのアイデンティティを捨てて、別人として新しい環境で生活を始めるのはどんな気持ちなんだろう。
やりたいことはなかったのか、会いたい人はいないの…
ニュースが出たときは、絶対にこの話を映画にしてほしくてタイトルは「桐島です」だな、と思っていたので本当にその通りになって驚いた。テーマは「桐島聡」と「内田洋」の間で揺れる自己意識!と勝手に期待してい…
>>続きを読む映画としてはおもしろかったと思うけれど、逃走犯の生活をPERFECT DAYSのように小ぎれいに見せてる感があり、実際はそんなもんじゃないだろ…と思ったり。あと締めくくり方が「逃げきった桐島の勝利」…
>>続きを読むこういう実際の犯罪者をテーマに映画作るのがちで苦手で、なんだかその犯罪者を肯定的に思わせたいように見えてしまう
私はこの事件が起こった時に生まれてなかったしポスターで指名手配されてるくらいの情報しか…
今年(2025年)は足立正生監督の「逃走」も公開されたし、やはり巨匠はこの題材を扱いたくなるんでしょうかね。そんな本作は高橋伴明監督。まだまだご健在で何よりです。
「逃走」と同じ題材のため似たよう…
足立正生の「逃走」はシュルレアリスムで本作はリアリスム。
同じ桐島聡という人物を描いた2作品それぞれに監督の個性が出ていて面白い。
ただ、本作の桐島聡は青年期から老年期まで同一人物が演じていたが、…
あなたは職場の同僚に、犯罪者がいた事がありますか?
私はいました、三人も。
\(^o^)/
まあ、あるあるだとは思うんだが、一応紹介しておく。
一人目は私とほぼ同年代。転職してきたばかりの私に、教…
話は知ってましたし、40年も公安警察から逃げた男の実話ベースとなれば気になっていたので鑑賞。
河島英五さんの名曲「時代おくれ」が、彼の気持ちを代弁しているかのようでした。
これを、聴いたときに涙…
このレビューはネタバレを含みます
犯罪者で逃げ続けた男にも人生はあった
犯罪を犯すことはそれは悪いことではあるが、
それでもそれぞれの人生はある
ラスト、末期がんで倒れた後
一言、本当の名前を言った時の男はどういう気持ちだったの…
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