レースがふわりと風に揺らめくように、陰にも陽にも微細な感度で揺れ動き吸収していく、若年期の好奇心や危うい繊細さ、(結果的な)冷酷さ、そして(大人目線の悪には気づかない)無邪気さを絶妙なバランスで描い…
>>続きを読む「お引越し」のレンコは"別れ"に対して、揺らぎながら、傷つきながら、大人になろうとしてた。
一方で、フキたちの"別れ"は、コミュニケーションの果て、出し切った末の決断、やむを得ない結果ではないように…
初めて見る監督の作品。なんというか、今の私には理解しがたい作品。10年後大人になって色々社会経験をしてからもういちど見たい。感想が難しい、監督が何を伝えたかったのかピンと来ない。
情景変化があまりな…
▽感想
フキという無垢なる者の動きを見ていると、大人の自分は危なかっしさや心配な心が芽生えてくるが、子どもから見た世界も、大人の死の匂いやマルチ商法、怪しい宗教、不倫など危険がいっぱいでろくなもん…
小5の少女が死に触れ、考える。
作品に死の匂いがする、どころか死が常に隣に佇んで肩に手を置かれているくらいの距離感。
説明を省いた象徴的なシーンの連続に、だから何だよと思っちゃう人もいるかもだけ…
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