ルノワールの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ルノワール』に投稿された感想・評価

茹だるような暑さ。光と影。出会いと別れ。
ひと夏の11歳の少女の「うた」。

「メロディ」が見事に着地する前に「転調」を繰り返す足早なモンタージュ。

ローキーな照明を多用したリッチな「陰」が、少女…

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11歳の少女フキは変わり者。孤独、妄想、死への好奇心。彼女は大人への反抗のジャブを繰り出しながら静かに迷走する。

散文的なスタイルながら早川監督の映像造形はその印象を超えて緻密である。
リアリズム…

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80年代を生きてないからあんまりピンと来なかった描写がいくつか。
大人ってやだな〜って思うことばかり。
映像はずっと綺麗で、フキ役の女の子もすごく自然に演じててすごいなと感心。
マイペースで何も考え…

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冒頭の作文読んだ後のニヤリ顔好きすぎる

「こちらあみ子」「お引越し」を連想。フキちゃんのグイグイとした好奇心が危険区域に入った時の怖さときたら。リリー・フランキーの死相!思春期と80年代の懐かしさにゾワゾワしつつ、ちょっとした心理描写シー…

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子ども視点である夏のプランがノープランから始まって振り返れるタイミングまでを描く。
常に付きまとう死の匂い。生死、嘘と本当、時間の枠組みの境界線を絶えず反復横跳びしながら、大人を騙し、観客を騙し、演…

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「大人」になりたくない
りな
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ちょっとダークだけど笑ってしまう小さい出来事の連続。絶妙な距離で静観してる感じが笑っちゃう。
石田ひかりは板挟みでいっぱいいっぱい。中島歩、ぽいわ〜。かっこいいけど絶対変な人。
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ポスターの写真だけ観て爽やかな映画かな?と思い、あらすじも読まずに鑑賞したら、知りたくなかった/気づきたくなかったの連続で、今の私には辛かった
アッパーなキャンプファイヤー。
生と死の境界線が曖昧な世界。「こちらあみ子」の自閉的世界と隣り合わせだが、こちらは少女ならではの現実との乖離感覚を疑似体験するような映画。

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