長崎の夏は暑かった。
息子を亡くしたことを知っていたので、冒頭の激しい雨や川の勢いから、そのときの情景が浮かんできた。
タバコの吸い殻や蝉の抜け殻。蝉の大合唱、早朝のカラス、そして猫たちの自然な姿…
オダギリジョーの「俺たちに子供たちなんて本当にいたのか?」みたいなセリフって物語から降りてないか?
物語を放棄してるように見えてしまった
親に半ば捨てられたような形になってしまい、周りに当たり散ら…
方言が強いので結構何言ってるかわからない時ある、
次に進んでいく人と立ち止まったままの人の対比が良い。
何やってんねんみたいな人しかいないけど。
雨が降るところが何かのメタファーなんだろうけど、何…
駄文をだらだらと
序盤の雨と終盤の雨の捉え方の逆転
序盤の雨は悲観(息子の喪失)
終盤の雨は心の渇きを満たす喜び
雨で満ちた一つの鍋を共に分かち合う
小津安二郎監督を意識した構図の撮り方
・序盤…
ストーリー
0.8
エンタメではないと思う。でも何回でも観たいと思うくらいの普遍性がある映画だと思った。
余韻
0.9
サントラを聴けば、あの暑苦しい長崎に戻ることができるという点で、余韻がずっと…
メモ
・家族の愛を知らない優子と息子を亡くして心に穴が空いた治の生活。なんか意味深なようで意味深ではない話というか。。
→優子と治の距離の縮めた描写がなかったのが違和感だったんだよな。
・登場人物、…
演劇で見た方が数倍面白いだろうな、と思った。原作戯曲も公演も鑑賞してないから映画を見た印象でしかないけど……。
叔父さん側の苦悩は、妻との関係や仕事、亡くなった子など様々が関係しあっていて素晴らし…
出演者全員名演技。言わずもがなオダギリジョーの演技が良すぎる。
そして森山直太朗も演技うまくてびっくりした。全体的なテイストとしては演劇感が強いけど、ラストシーンは映画的でよかった。いろんな要素がメ…
事故で息子を失い、妻にも逃げられた男と、奔放な母親に振り回され、心に穴を抱える少女。乾いた土地で、乾いた二人の心に大粒の雨が降り注ぐ。
おじさんの家に少女(もしくは少年)が突然預けられるっていうもう…
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