外山文治による3つの短編映画集
『東京予報』
『forget me not』
ガールズバーで働くミカ、ハル、エリの3人が常連だった客が自殺し遺書に3人の名前があったことから供養しにいくこと…
このレビューはネタバレを含みます
ガールズバーの常連客である身寄りのない孤独なおじさん(君島)が自殺したことで、店長命令で葬儀に行くことになる3人のキャスト。
推されていたミカは、他の2人よりも特にその死を重く受け止めて、「君島さん…
#東京予報 として鑑賞。とにかくこんなに自然体で繊細で、ふとした瞬間のリアクションがリアルな演出を日本映画で見るとは思わなかった。ガールズバーの接客態度がリアル。勿忘草というモチーフが若干物語物語し…
>>続きを読む短編で言うと、『サマードレス』、『グッバイ・ファーストラブ』、『日没の印象』の3作品がダントツで好きなんだけど、その中に入れたいレベルでいい。
現代人の死生観に迫りながらも、生きてるうちにそんなこと…
『東京予報』
それぞれの孤独に目を向けて、それを抱いてままもがいて抗ってみる様を描く短編集。だいたい20分×3作の計60分くらいなのに、かなり満足度がある。思春期の迷い、曖昧な記憶、叶わぬif。そ…
終わり方が間抜けだったり悲惨に見えるものでも、その人が不幸せだったわけではない。
忘れないでね。うん、忘れないよ。
でも忘れてしまう。いつの間にか忘れてしまう。
それは現代だから?情報が多いか…
©外⼭⽂治