主人公の独り言が多い、説明的でありすぎる。そんなことがなくても、すべてを理解させるだけの画がビシバシ決まっているのに、もったいないような冗長なような感じがして入りこんでいけなかった。
ハードボイル…
プロットを紡いでいく映像はその役割を悉く全うしながらもそれ自身がショット(もしくはその連なり)としてプロットの軌道から弾かれて了うほどに美しい運動をスクリーンに刻んでいく
現実たる証拠は翻って了っ…
「死んでもいい」の主人公と同じ発音の名前の女性を護る男の悲劇と瞬間的幸福
この愛はなんだ
エンディングで引き上げられた車のシーンから男の不遇がまだまだ続く事を示しているが、女性と出逢ってからの男は…
なんかもう画面の濃度が凄い。登場人物に情念が貼り付いてる感じ。社会のはみ出し者たちの不器用な生き様。ねじれた愛と暴力の行く末。濃すぎて腹一杯。
余貴美子は、まさに名美。(石井隆監督がタレント名鑑で彼…
元気のないキャラの竹中直人は珍しい──人生初石井隆。普通ならカットが割れるところが全然割れない。港のシーンとか信じられない。とはいえ相米慎二のような、枠を破壊してくる異物感はない。普通じゃない(しか…
>>続きを読む(C)日活