とても良かった。アイドルの恋愛禁止に重心を置かず、彼女たちの生活そのものを捉える。そんな姿をカメラは突き放さずとも、苦しみを持って見ているようだったと私は感じた。
構想に時間をかけたのがかなりプラ…
アイドルの〈恋愛禁止〉という曖昧なルールを、当事者・ファン・事務所、それぞれの立場から掘り下げていく作品。アイドルの前にひとりの人間であるという当たり前が、どれほど脆く、簡単に踏みにじられているのか…
>>続きを読む恋とか愛とかについての歌を歌ってる張本人たちが恋愛禁止でなにを伝えられんねん!というずっと抱く疑問はさて置き、日本のアイドル文化は素晴らしい経済効果を生み出す一方、やはり本人たちの自由という意味では…
>>続きを読む2025年138本目
まず、本編で描かれるファンの暴走事件にとにかく驚いた。これ映画のネタにしちゃうんだ。。。◯◯大ファンでしたよ。
さて
アイドルの裏側や葛藤の描き方は、なぜかリアリティを感…
けいくん役の人があまりにめろくてびっくりした。
マイが「何か見せてよ」とけいくんにパントマイムをせがみ、けいくんが宙に浮空を歩く場面と、マイが配信をしてるときにパントマイムをしてるけいくんの場面が特…
日本においては「アイドルの恋愛」というトピックとして私たち日本人が思考を巡らせやすい問題だけれど、他の国に住む人々にとってみても「有名人のプライベート」問題として十分に討論のしがいがある話だと思った…
>>続きを読む小津安二郎、というか野田高梧の劇作を現代にするとアイドルの物語になる(実際、小津へのオマージュらしきシーンが複数ある)。みたいな趣を感じる。それが上手くはまっている。
戻ってくる風船。動物のカット…
これまでの深田監督作品よりも説明が省略されている気がする。なぜ和解を拒否したのか、東アジア圏の観客がもつアイドル論をもって理解してくれると信頼しているように感じた。
深田監督は音楽が画に与える影響…
東宝さまに招待いただき試写にて鑑賞
日本アイドル業界の悪しき慣例「恋愛禁止ルール」
疑似恋愛ビジネスとも言われるそのビジネスモデルに切り込みながも、一方的に断罪もしない… この世界の在り方と人の感…
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