2026.23本目
初めてダルデンヌ兄弟の監督作を鑑賞した。
パルムドール受賞のロゴ、スタッフの名前から突然扉が開き彼女が働いていた医者から解雇の通告が出たところで物語が始まる。この点でまず度肝をつ…
素晴らしかった…。テーマとしては『イゴールの約束』と共通しながら対称するのだろうけど個人的にはこちらのほうが好きだった。監督特有のハンディカメラの撮影で何度も何度もアップショットで追いかけられる彼女…
>>続きを読む《ダルデンヌ兄弟 初期傑作選》④
"涙じゃなんにも片づかない..."
アルコール依存症の母親と暮らし、どん底の生活から抜け出そうと、もがく少女"ロゼッタ"。仕事を得て普通の生活を送るために苦しむ…
深い無力感に満ちた作品だった。
家族はまるで底なし沼のように主人公の足を引っ張り続け、新しい人生へ踏み出そうとしても、その重荷に縛られ、前へ進むことができない悲しい少女の姿が描かれている。
仕事…
ロゼッタがとにかく走ってる。
そしてその走りになぜか惹きつけられる。
ガスボンベを運ぶラストシーン。
言葉はない。
動き、視線、息遣い、それだけ。
それなのに、とんでもなく夢中になった。
スマー…
貧乏生活を抜け出すために仕事を探してるのかと思ったら、意外とそうでもない。無職でお金が無いから〇〇が買えないという描写がほとんどなかったように感じた。
生活保護は受けたくない、人からお金を借りたく…
ロゼッタの頭の中に入り込んでいる感覚が終始一貫しており、生々しさを拭いきれなかった。カメラの動き方がそれを与えているように思えた。
恐らく手持ちで撮影しているであろう不安定さ。それに、ロゼッタと…
これは本当に、エンドロールに曲の必要のない映画だと思いました。
あっという間に映画は終わってしまったけれど、ロゼッタの人生は終わらずこれからも延々と続いていく。
ロゼッタが本当に逞しくて、わたしは…
ひたすらロゼッタという1人の少女を写し続けた映画。ロゼッタの動きを捉えた右往左往するカメラワークに酔いそうになる。
ラストに希望が見えたって感じ方が結構あるけど、個人的にはあの結末で希望のある方には…