これはきついね
ロゼッタ、なんでこんな境遇なのか、父親に捨てられたからか、母親はアル中で管理人に性的奉仕をして生き延びている
そんな母親のようになりたくなくてちゃんとした仕事を探すけど不景気でどこも…
公開した99年当時はロゼッタの胸から上の主観映像で展開するのが新しかった。随分前に見た時は、こんな生活を余儀なくされる人々がいるのかと衝撃を受けた気がする。貧しくても尊厳を失わないロゼッタ。
今や…
過去鑑賞。
全部見たわけじゃないけど、ダルデンヌ兄弟の中では好きな方。
女が最後に泣く系映画。なんとなく愛情万歳とかも思い出した。少女ムシェットとはちょっと違う。バッドエンドではないかな。
ドキュメ…
ベルギーの映画作家リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ兄弟が、どん底の生活から抜け出そうともがく少女の日常をリアルな映像で描き、カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールと主演女優賞を受賞した人間ドラマ…
>>続きを読むドグマ95的なリアリティ。貧しい人の立場には立とうと思っても、貧しくない自分はそう簡単に立てるものではない。貧困から抜け出したいが故に主人公が取る行動に納得はできるけれど理解はできず、周りの登場人物…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ずっと心が痛かった。
多感な時期に労働を余儀なくされて、複雑な感情を抱えながら日々精一杯お金を稼ぐ。
最後に涙を流して膝から崩れ落ちた時、ようやく彼女が本当の気持ちを吐き出せた気がして少しホッとした…