ロゼッタは奇妙なルールの中で生きる失業者だ。彼女自身が定めた行動律、というか職探しに奔走するトレーラー暮らしの日々には、頭の中の考えは全て行為にあてがわれる。外界との交わりを象徴しているかのような靴…
>>続きを読むダルデンヌ兄弟の作品初鑑賞
めちゃおもろかった
現代版「少女ムシェット」のような、不憫な少女の生活を誇張なく映し出す。音楽がなく音の映画である点からもどこかブレッソンらしさを感じられる
カメラは全…
ダルデンヌ兄弟、監督2作目。トレーラーで暮らすアル中の母親と娘。娘は。突然に解雇され、必死で次の就職口を探す。ケン・ローチを思わせる底辺労働者の描き方だが、ケン・ローチは社会と結びついているが、ダル…
>>続きを読むこの映画は途中からしか観てないという記憶がありましたが、再びTV放映を観てみると、しっかり初めから観ていることに気がつきました。序章からじわじわ盛り上がってクライマックスをむかえる普通の映画とは異な…
>>続きを読む【エミリー・ドゥケンヌ追悼】
これほど瑞々しく開始される映画をほかに知らない。
薄幸な少女への同情を誘う感動ポルノとは無縁の映画であることが、鮮烈な冒頭シーンから明らかだ。
少女ロゼッタはアル…
第52回パルムドールを受賞したダルデンヌ兄弟の作品
トレーラーハウスでアル中の母親と暮らすロゼッタが絶望的な状況から抜け出そうともがく様子を描いてるんだけど作中のほとんどが手持ちカメラで正直好みで…