「音楽サロンは閉めて、身を滅ぼす道楽よ」
1950年代インド、大洪水を機に没落していく資産家。しかし音楽狂いのダンナは大掛かりな「音楽サロン」の主催をやめられない。やがて彼は、隣人の青年実業家への…
音楽サロンのシーンがトリップ感あってかっこいい!
お話としては超シンプル、映像もミニマルだからインド音楽の調べに惹き込まれる〜
自分では何もできないくせに偉そうで見栄だけは張るオッサンにイライラ笑 …
『主人公』『エレファント・ゴッド』『チャルラータ』そして本作と見てきたが、映像的には一番好みだった。やはりサタジット・レイはせせこましい場所に閉じこもるのではなく、自然に目を向けるか、あるいは、屋…
>>続きを読む見栄や権力は身を滅ぼすばかりで
金や血筋は己の力ではない。
本質的に大切な人や美を見失ってはならない。我々いつだって失ってから大切なものに気づく。
何の問題も解決していないのに音楽に合わせた身体…
【鑑賞メモ】
隣人バトル。
意地張るおっちゃん。
フェスに次ぐフェス。
退廃的で沈んだトーンの序盤から、催眠術みたいな歌まで始まり、永遠の眠りへと誘われそう………と思いきや唐突にボルテージ上げてき…
冒頭、屋上で水タバコを吸いながら虚ろに座っているシーンから、言葉にならない切なさに突き刺された。
没落貴族の終焉を描きつつも、そこに漂うユーモアと優雅さが観る者を魅了する。
インド古典音楽の演奏シー…
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