恋のはじまりは、かげかえない輝きに満ちてる
でもそのかがやき(というか、性愛)に目がくらんで、人は愚かになる
流され、裏切り、嘘に嘘をかさね、顔も見たくなくなる
映画なら遡れるけど、現実のかが…
出会ってから恋が成就するまでを描くのが普通の恋愛映画だけど、これは協議離婚が成立した日から、ささやかなホームパーティー、出産の日、結婚式の日、恋に落ちる瞬間へと5つのエピソードが逆行して描かれる。出…
>>続きを読む離婚に至った夫婦の5つの“重要な日”を未来から辿っていく構成。構成のアイデアと2人の癖の強いエピソードがオゾン監督らしい。
離婚が成立した日に後ろ髪を引かれてホテルに入った2人の救いようのないベッド…
協議離婚となったマリオン(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)とジル(ステファーヌ・フレス)。2人がお互いを意識し始めた頃から離婚に至るまで…時間を逆に遡りながら5つの象徴的な場面を切り取って見せてい…
>>続きを読む男と女の弱いところ、描くのうっまいんだよなぁ。
それが冒頭の行為に全て描かれていて、進むに連れて、こうなった原因がひとつひとつ紐解かれていく
オゾンって女性なの?ってくらい、女性の心理描写うまい…
フランソワオゾンって感じ。何も情報入れず観て途中からもしかして時間が巻き戻ってる〜ってなった。区切りとして5つの場面があったけど、どの場面でも男性側はすべきで無い選択をしていたと思う。それに隠れた裏…
>>続きを読む「自由の幻想」のロンスダール好きでと書いたので一応見直したらヘンタイ度maxで書き直した。面白い俳優さんという意味で。で、これにも出ているので見たらやっぱりいい味出してるお父さんでした。
テデスキが…
オゾンらしい男女のビミョーな関係の描き方はさすが
ラストで、監視員から流れが早いから危険と注意された浜辺に2人が泳ぎ出すとシーンは、これからの破局に向かう結婚生活を示唆しているのか、と思っちゃうのは…
はっきりと示されない部分を想像で補うことになるため、観た後の感想はそれぞれ微妙に違っていそう
幾度か目にする妻の涙の意味さえ曖昧にしか捉えられないが、そのくせ何故かわかる気がすると思うのが不思議だ…