
このレビューはネタバレを含みます
綾野剛出演映画2択で迷って、選ばれたのはこちらでした⭐️
どこまでが小説でどこからが現実かという境界線が、矢添と共に分からなくなっていく感覚があった。白黒映画は何度観ても新鮮で楽しいし、無音で文字…
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1969年、自分の情なさに自惚れすら覚えている男の欲情の物語。
やっぱり、荒井晴彦×綾野剛×柄本佑にハズレなし。
もちろん、パンフレットも買わせて頂きました。
こんな時代だからこそ、いや、いつの時代…
単純な面白さというよりも他の作品と違うことに挑戦している姿勢みたいなものに感銘を受けた。メジャーな役者を起用した上でここまで濡れ場盛り沢山な日本映画はここ数年において稀有な存在である。オープニングク…
>>続きを読む12月末だけど、あんまり寒くなくて、しとしと雨が降る日に鑑賞。
冒頭で矢添と大学時代の同級生が言葉を交わすシーンで、ラーメンズを思い出したりした。矢添が小林賢太郎で、同級生が片桐仁みたいだった。コ…
1969年。
綾野剛演じる作家の矢添は、13年前に妻に逃げられて以来、誰とも本気の愛を交わしてこないまま40代に。
田中麗奈演じる馴染みの娼婦と、時たま気の置けない関係を続けつつ、自分自身を投影した…
暫く出会えていなかった、ひじょうに個人的な意味での「こう言う邦画がずっと観たかったんだよ!!!」な作品だった
じっとりとした空気、湿度、温度の中にたまに顔を覗かせる軽いテンポ、どこをとってもたいへん…
R18の映画を映画館で観るのは初めてだったので、かなり身構えてしまったけど、とても観やすい映画だった。
ヌードはあるけど、そこまでいやらしい描写はあまりなく、男の古臭い自意識も自惚れも、むしろ滑稽で…
「もういいのよ」
ラスト紀子は矢添にそんな事を言ってさっさとひとりで歩いていく。
遠景となり橋の途中で紀子が立ち止まり振り返る。
そこに矢添が足早に追いつく。
エンドロール無邪気にブランコを漕ぐ紀…
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