ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗の作品情報・感想・評価

「ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗」に投稿された感想・評価

長嶋茂雄讃歌。団塊世代あたりにとってはたまらない作品なのかもしれないが…。
長嶋ファンが次々に不幸になる映画かと。演技はこなれてる長嶋、パジャマ派らしい。球界の紳士・藤田は多くの出番を引き受けてくれたのだろうか。このシリーズの後出てくれた中西が一番いい人。豪華ゲストに目移り。
俺に言わせれば、長嶋はMr.ジャイアンツどころか、Mr.昭和。長嶋が天に召される時、その時こそ、本当に昭和の終焉、昭和がその残像ごと消えてなくなるのだ。(T^T)

映画はなんのこっちゃ、わからんが、ただ無性にこの時代に戻りたくなる。とは言え、この時代は自分らの親の代であって、自分自身の代ではない。

道路も町並みも、野球放送のアナウンスもこたえられない懐かしさ。特に、当時のジャイアンツのユニホームのカッコよさ。

いったい今のジャイアンツはなんだ!

せいぜい藤田監督までで、その後のジャイアンツは、似て非なるもの。手続き上の連続体であって、精神も本質も受け継がれてはいやしない。

映画は、長嶋、王を筆頭に、意外に野球選手たちが芸達者で演技上手なのに対し、川上監督と中西太がとてつもなく演技がひどい。でも、またそこがいいな (笑)

ABCD、G(ジャイアンツ)の歌♪なる、坂本九の微妙な主題歌が、オープニングだけで歌われなくなり、映画の中で『闘魂込めて』の口笛や合唱が流れるとき、俺の心は震えてた。ウッ
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.1
スカパーにて。これはなんやら色んな意味で凄い映画だったな。
読売巨人の、その年の活躍を野球選手本人が役者となって演じる話、とでも言ったら良いのか?
主役に本人役で長嶋茂雄。球団広報にフランキー堺。監督は駅前シリーズの人。
これが、チョーさんがメチャクチャ出まくってるんだよ。タイトルからの予想では俳優が映画を進め選手はチョイ役だけかと思ってたのに。
予想を裏切り出演しまくり。めっちゃ演技してるじゃん!
そりゃオフシーズンに撮影したんだろうが、まだ現役の選手がこんなガチで映画に主演なんて凄い時代だよ。
また野球の社会的ステイタスも高かったんだねぇ。

他にも王さんも出てる。しかもやたらオロナミンCをがぶ飲みしてるぞ。
川上哲治とか、他にも色々出てるようだがよう知らん。

まぁ基本はその年の巨人の優勝までの顛末。チョーさんの不調・好調を負ったドラマ。広報のフランキー堺がチョーさんのメンタルのアドバイザーになったりして、ストーリーテラーも兼ねる。

他にも巨人ファンの家族が、巨人の試合に一喜一憂するシーンが入る。
伴淳三郎が巨人ファンのタクシーの運ちゃんで、負けるとすぐ機嫌悪くなるなど。チョーさんへの褒め言葉を家族で話し合うのだが、北の無法者国家のような不自然さ(笑)

他にも仲代達矢とか宝田明とか、チョイ役で結構色んな人が出てるが、単なる巨人ファンとして出演してる感があるぞ。

これらの演技に、実際の試合の映像も入り、きっと巨人ファンにはウハウハな映画なんでしょうなぁ。僕は野球にあまり興味がないのでへえナルホドって印象。
ミスターこと長嶋茂雄氏のシーズンオフの自主トレからペナントレースそして日本シリーズ、と彼の1シーズンを綴る巨人宣伝映画。

長嶋さんや王さんの演技する姿と当時の試合映像が見られる、ある種の"資料"として割りと楽しめてしまう(^^)
ホームランのベースランニング途中にも関わらずベンチの選手皆がハイタッチで出迎えてるシーンは当時は普通だったんでしょうか?

「おーい長嶋、何を見てるんだい?」
「空です」……と若かりしミスター節も健在です(笑)
そして『トゥルーマン・ショー』のように王さんはスポンサー(?)のリポビタンDをグビグビ飲みます(笑)(笑)

しかしながらのらりくらりと特に臨場感も無く進んでいくこともあって、映画としての面白味はまるで無いので今回スコアは無しです(^^;
のん

のんの感想・評価

2.5

長嶋さん若い!
セリフも流暢で失礼ながら意外。

長嶋茂雄を俳優・長嶋茂雄が演じる。
王、広岡、藤田、柴田、そして川上哲治も出演。
巨人軍優勝パーティーの場面に宝田明、仲代達矢も出演。
高らかにジャイアンツの歌(?)をみんなで歌うシーンに、たじたじ(^^;

リポビタンDをわざわざ飲んで見せるシーンなど、この時期の映画製作のスポンサー絡みが興味深い(笑)

好きな人向け。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まさかのトップスター長嶋茂雄出演東宝娯楽作。清涼飲料球団ファンなのでやや居心地悪いが…けれど野球ファンとしてはもうニヤニヤしっ放し。やだ楽しい(*/ω\*)
フランキー堺は読売巨人軍の広報。伴淳は巨人狂いのハイヤー運転手。最高。乗りたくないわ〜このハイヤー。長嶋茂雄はご本人役…ほか多数の現役選手が本人名義で出演というお祭り映画。さすがアイドル映画に手慣れた東京映画…うまく役者に仕立てます。長嶋茂雄もアイドル映画の中では結構演技うまいぞ…淡島千景と共演とかステキな〜
野球の試合はモノクロ放映なので(日本シリーズはカラー放映)、当時のファンにとってはカラーフィルムで観れたこの映画はすごい嬉しかったんじゃなかろうか。
昭和天皇がお見えの天覧試合こんなドラマチックだったのか〜とか、トップに立つ者の孤独の例にケネディ大統領が出てきたり、相変わらず東宝の現代劇は史料的にもワクワクする。
そしてスポーツ選手が青少年の鑑であってほしいという理屈がわかった。彼らはルールを守り、そのルールの中で最高のパフォーマンスを果たすからなんだ。最近は元総理の利権やら選手の不祥事が多くてそんなシンプルな事を忘れていた。社会に出る前の少年たちにとって望まれたのはそんなヒーロー。まぁ観客とヤジバトルをしていた選手とか素行の悪すぎる選手だらけですけどね。東の長島、西の難波…東の王、西の張本…少なくともこの映画では野球選手はスーパースターでありヒーローだ。
神

神の感想・評価

4.0
神保町シアターで鑑賞。
長嶋茂雄の演技が意外と巧かったり、王貞治が頑張ってさり気なくリポビタンDアピールしたり実に楽しい。巨人狂のタクシー運転手伴淳とアイ・ジョージの美声もいい。
昔の野球選手って崇拝されていたんだね。長嶋茂雄なんか特に別格だったと教えてくれた様な映画。当時の街並みを眺めているだけで結構楽しめた。