絞死刑の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『絞死刑』に投稿された感想・評価

3.6
途中までは切れ味の良いブラックコメディで進行するが…初期の創造社だった事を思い出した😖仙元さんとかセットの外に出たくて仕方なかったと想像。

TCC試写室
Mypage
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社会性というのは本来こういうものだ
一筋縄ではいかない“優しさ”を誰もが持っている
そこに切り込んでいけるのが映画というメディアの希望なのではないか
udonco
3.8
こんなシュールでコメディだったとはね。

国映TCC試写室
若松 孝二 × 大島 渚 × 足立 正生 × 国映 全28作品一挙上映
4.0

「国家が存在する限り、無罪である」
国家は最大の加害者であるという、実に挑発的で皮肉めいた描写での終わり方が印象的で良い。
ただ、「死刑制度に賛成か反対か?」という壮大なテーマから始まる物語にしては…

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あい
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国家を「物理的な暴力を行使する団体」と定義したのはマックス・ウェーバーだったか。
4.6

死刑制度と在日朝鮮人問題について深く切り込んだブラックコメディでした。
「皆さんは死刑制度に反対ですか賛成ですか」という字幕から始まるこの作品は次々に起こる不条理ドラマによって第四の壁を壊し、観客に…

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わ
3.8

絞首刑で死ななかったら─というアイデアがすごい。国家という想像上のシステムを維持するための死刑。その輪の中にいるということは、私も国家であり、あなたも国家である。「国家があるかぎり、常に国家には罪が…

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大島の代表作の一本。死刑執行が失敗したら、やり直すべきか。絞死刑という儀式は執り行ったのだから、あとは釈放すべきではないか。そういう議論が関係者の間で延々と交わされる。濃密なディスカッション映画の名…

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重い社会派映画かと思いきやめっちゃコメディ。劇場内は度々、フフフッって笑い声が漏れていた。白黒映画でこんな没入できたのはじめて!
2023/11
3.9

一切の偶然が生じることを拒否するかのような無機質な室内で、読み上げられる判決文を元にした即興芝居が滑稽に展開される。それは脚本担当でもある監督大島渚による淡々としたナレーションによる説明のもと遂行さ…

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