「12人の怒れる男」に投稿された感想・レビュー

ノッチ
ノッチの感想・レビュー
2日
4.5
チェチェン人の少年が養父殺しの容疑で裁判にかけられる。

そこで登場するのが無作為に選ばれた12人の男たち。

はじめは真剣ではなかったが、審議が進むにつれて事件当日の想像を膨らまそうと奮起し、次第に激論バトルが勃発する。

アメリカで公開された普及の名作『12人の怒れる男』を時代・背景を変えてリメイクした作品。

初期の『12人の怒れる男』に負けず劣らずの力作。

様々な視点から一人の少年の無実を証明していくというなかなかシリアスな映画です。

最初は皆さっさと終わらせて帰ろーぜ見たいな感じで全員一致で有罪かと思われた所から、一人無罪っていう空気読めてないオジサンに始まり、それから議論が始まります。

チェチェンの問題、ユダヤ人への差別、慢性化した汚職とずさんな仕事、未だ影を落とす公の組織による犯罪・・少年の事件について議論を交わす間見え隠れする”ロシア的”な側面がこのリメイク版の新しい点です。

ロシアの現実問題を、12人の陪審員の「やかましい」くらいのやりとりで、見事に描き出しています。

後半はテンポ良く状況が二転三転してハラハラ、ドキドキ。

真実を貫いた後の、「自由」という厳しい現実にまで、責任をもてるのかが、命題として、我々にも突きつけられます。

ラストのオリジナルとは違うロシアならではの議論が非常に考えさせられる。

これを対岸の火事だと思う人の心が、戦争を起こしているんだな。

ただ惜しむらくは、ちと長い。
Yukiko
Yukikoの感想・レビュー
2017/03/13
4.0
原作も良かった。
このリメイクも良かった。
太田D
太田Dの感想・レビュー
2017/03/03
4.5
1つの場所だけでこんなにも長い時間、テンションを保って居られるのは凄いと思った。12人もいるがキャラが被らず、かつそれぞれのキャラクターを自然な形でストーリーに語らせ絡ませている。そしてそれが事件をそして各々の考えを変えていく様がまた面白い。ロシアのひいては世界の普遍の現実、人間の卑しさをあぶり出し、裁判員制度の恐ろしさをうまく描いていたと思う。教科書で語るより、この映画見せた方が良い。早く帰りたいという一心で人の人生を奪ってたまるかと、結局は自分の信念を貫くべきだと自覚させられる。一筋縄で有罪無罪を決められない現実が予測不能にさせた秀逸な脚本に唸るぜ!!
え
の感想・レビュー
2017/02/26
4.0
最後の評決のとき最高
ハートフルぶち壊しで、結局自分のことしか考えてないというみなさん。
それが悪いとも思えないけど。
怒ってるのって実は1人だったのかも。
なおやす
なおやすの感想・レビュー
2017/02/22
3.6
ロシア版リメイク。
各国版でつくっても面白いんじゃないかな?
舞の海
舞の海の感想・レビュー
2017/02/15
4.1
リメイクものだけど好き
conny
connyの感想・レビュー
2017/02/12
3.1
記録
film65
film65の感想・レビュー
2017/02/07
3.5

このレビューはネタバレを含みます

1人の少年の命を決めるというのに、集まった陪審員たちは驚くほど無責任・自己中。
陪審員制の問題点をこれでもかと浮き彫りにした作品。
民意は時に人の命を奪う可能性があることを気づかせてくれる。

陪審員一人一人の熱演には感服したが、一つ残念だったのは、終盤の監督の演技である。
涙の演技が嘘っぽく、わざわざ監督を劇中に登場させる必要があったのか?と思ってしまった。
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