終演後の脚本・監督補佐の小笠原清さんのトークにて、「日本人は指導者も国民も、国際社会への視点が決定的に足りなかった」という意見に激しく頷く。小林正樹監督の従軍時の話も聞く。そろそろ『人間の條件』を観…
>>続きを読む戦後アメリカの支配によって天皇の責任が追及されなかったことが、今の日本の反戦態度の曖昧さにつながってるね。周りの若者たちにもこの映画を観てほしいが、おそらく無関心だろう。
(アフタートークのゲスト…
評価不可能なドキュメンタリー。
今、この時代だからこそ見なければいけない映画だと思いました。
っていうか、この映画見てたら政治や戦争に対して軽薄で軽率な言動できないと思うんですけどどうなんですかね。…
ややこしくて面白かった。起きたことをどう描くかという描き方の問題でもある。
冒頭でそもそもの裁判の正当性に言及されるところでなんとなく法学ってこういうことなんだなと思った。専門でもないので感覚でし…
近くのミニシアターで戦争映画特集で上映。
これを逃してはいけないと体調整えて観賞。何しろ休憩挟んで4時間半だからなあ。
観てよかった!
非常に多くの実写映像を含めたドキュメンタリーは衝撃続き。
戦…
東京都写真美術館で『東京裁判』4Kデジタルリマスター版を観た。同館で開催中の企画展『ヒロシマ1945』とセットで観たのでなかなかハードな一日だったが、写真と映像という二つのメディアを通して一つの時代…
>>続きを読む『多くの国民の感情的な声が、冷静にその構造を見抜いて諌める声をかき消し、一筋の平和への道を断つのである。』
すり替えられていく文化的アトラクターに、
群集心理も権威への盲信も容易く揺さぶられる時代…
噂の極東国際軍事裁判のドキュメンタリーを近くでリバイバル上映して頂けて初鑑賞です。
但し上映時間4時間半。観るのに相当覚悟が入ります。なので途中休憩がありがたかったです。
昼に映画館に入って出てき…
この映画について語る用意があまりにもない。圧倒的な情報量。記録映画として手際のよいまとめであり、それは東京裁判だけでなく、20世紀前半の世界史の総括である。そして、その後半、ふたつの世界大戦を経て、…
>>続きを読む東京裁判という誰しもが習う歴史的な出来事も、蓋を開けてみたらバカバカしい茶番劇であったという虚しさ。
キャッチコピーにもある通り”東京裁判で裁かれたモノと裁かれなかったモノ”を痛烈に描いており、東…
講談社 2018