すれ違いがどんどん物語を良くない方向へと歯車を回す
ぼーっと見てたけどこれは練られた脚本だぞど脳が目を覚ました
最初に再編集の概要が入る 「残すべき傑作 フォーエバーヤングです」
換気扇が回る黒…
このレビューはネタバレを含みます
コーエン兄弟のデビュー作の再編集版。各人の行動が複雑に絡み合い思いがけない方へと話が転がっていき、登場人物の誰も全体像を把握できていない(観客は分かっている)という、コーエン兄弟お得意のクライム群像…
>>続きを読む酒場を経営するマーティは、私立探偵から妻のアビーと従業員のレイによる不倫の裏取りができたと報告を受けた。レイとの話し合いを経ても怒りが収まらないマーティは、探偵に2人の殺害を依頼する。
コーエン兄…
コーエン兄弟の処女作(1984年)にデジタル処理をほどこし保存状態をよくし、多少の編集を行って見やすくした作品だそうだ。映画に登場する私立探偵(M・エメット・ウォルシュ)が、冒頭紹介している。それほ…
>>続きを読む客には手札をすべて提示しながら、スクリーンの住人のみがそれらの異様な状況を理解できていない。その「すれ違いコント」のような構造を、ネオ・ノワールのスリラーとして見事に昇華していく、これが一本目のコー…
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