あの秘密結社のようなオーケストラ!若さゆえの葛藤や視野狭窄が見ていて苦しい。自分も若い頃に出会っていたら、どうなっていただろうと思わされるほど危険な映画。ピエールが脚を引きずっていたのは実際に怪我を…
>>続きを読む真実がわからないように組み立てられた物語構造。どの面から見ても絶望的なのが凄い。多重構造で色んな解釈ができるがどの視点、どの真実から眺めても救いがないように作られていると感じた。
映像の質感、役者の…
転落の美学
プロローグの華やかな上流社会から荒廃した工場内のアングラカルチャー(ならず者の共同体が集う場)へのシークエンスがあまりにも完成されていて感動した。前後半の落差がすごい。
気持ちはどんよ…
ファーストカットからグングン進むクレーンのショットで高揚感が高まる。カラックスの映画は鋭いショットと長回しの使いわけが特徴的だが、役者とカメラの関係が他の作品よりも強く結びついている気がした。ついつ…
>>続きを読む正しい人間になりたくて、現実を否定し続ける。
観終わった瞬間「これは今年のベスト映画だ」と確信した。この歳でカラックス映画と出会えたことをこれから先ずっと誇りたい。カラックスこそ青春であり、青春と…
僕の人生は後悔だらけだ
俗世から脱却し、濁流の逃避行を厭わず愛を信じる。表現者の生きる道は、破滅のみか。
自身は真実を求めているのに、他者に対しては扉を建てて常に秘密を抱く。こちらに真実を見せ…
小説家という文字に呪われた男が主人公で
大変面白かった。
彼は主体と客体を行ったり来たりして
真実と虚構をごちゃ混ぜにし
文字という羅列に押し込めるということを
生業としている「越境者」である。
つ…
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