骨 4Kレストア版の作品情報・感想・評価

骨 4Kレストア版1997年製作の映画)

Ossos

上映日:2025年05月24日

製作国・地域:

上映時間:94分

ジャンル:

配給:

4.0

あらすじ

『骨 4Kレストア版』に投稿された感想・評価


フォンタイーニャス地区という、ペドロ・コスタにとっての重要なテーマとなる場所がはじめて登場する第三作。

シンプルな話のはずが、人物のすり替えと反復とがもたらす幻惑に振りまわされる面白さ。
要は「…

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骨が軋んで折れるように
心が折れて崩れ落ちた

新しい命のはじまりが
祝福されることもなく

私は息をすることすら
もうしたくなくなった

宝物になるはずのあの子が
私達の足枷となって

誰かの宝物…

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こちらを見つめる女
ポットの火とタバコの火
手が重なる電車
何かを漁る男
蛇口から直のみ
背景の音だけが社会と繋がっている
黒いビニールに包まれた何かを抱えて走る男
穴から見つめる
bedの下の赤ん坊
mymy
-

赤ちゃんって何ヶ月くらいの子かな、小さい人間が近くにいて、ちょっとボーッとすると死ぬらしい、という緊迫感があまりなくて残念だった。いくら無責任な男でもあれだけ抱っこして移動してたら、驚くものじゃない…

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kana
5.0

圧巻としか言いようがない作品だった。一瞬も無駄なシーンがないと思った。どうしようもなく最低な男たちしか出てこず、はらわたが煮えくり返る思いで観ていたのだけれど、男たちに虐げられる女性はその傷を共有し…

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ガ
3.8

ペトロコスタはずっと孤独を描いている気がした。
人が近づいては離れて、受け入れては拒絶してを繰り返す。

その主題が数少ない台詞のうち、名もなき登場人物が発する「あなたの痛みを分かち合うことができた…

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意図してなのかどうかは分からないが、外国人の顔を見分ける唯一の判断材料「性別」が分かりづらくて困った。
旦那が歩く長回しで、ぶら下げてた黒い袋を不意に抱きかかえる何気ない動作は、言語を越えるものとし…

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OKkyn
4.0

やっぱり見たいと思いペドロ・コスタ初期三部作最後1997年の作品。まずはこちらから。

わーお、ヴァンダの部屋のヴァンダが主役。あの咳は健在だけど、なんと働き者の役。クロティルド。スラムの中と町の中…

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このレビューはネタバレを含みます

『血』とは対照的に、こちらはハマりきれなかった。
リスボンのスラム街を舞台にした作品で、作品の魅力には気づけなかったけど、気になったポイントだけ。
女性の登場人物が圧倒的に多い中、赤ん坊を抱えた男性…

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ゆ
-

開かれた空間と閉ざされた空間の使い方が素晴らしかったです。

空間を切り取ることで、逆にその外側を、外側との繋がりを意識せざるを得ない。それが故に苦しい、といった印象を受けました。

日常にある、隙…

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