赤ちゃんって何ヶ月くらいの子かな、小さい人間が近くにいて、ちょっとボーッとすると死ぬらしい、という緊迫感があまりなくて残念だった。いくら無責任な男でもあれだけ抱っこして移動してたら、驚くものじゃない…
>>続きを読む圧巻としか言いようがない作品だった。一瞬も無駄なシーンがないと思った。どうしようもなく最低な男たちしか出てこず、はらわたが煮えくり返る思いで観ていたのだけれど、男たちに虐げられる女性はその傷を共有し…
>>続きを読むペトロコスタはずっと孤独を描いている気がした。
人が近づいては離れて、受け入れては拒絶してを繰り返す。
その主題が数少ない台詞のうち、名もなき登場人物が発する「あなたの痛みを分かち合うことができた…
意図してなのかどうかは分からないが、外国人の顔を見分ける唯一の判断材料「性別」が分かりづらくて困った。
旦那が歩く長回しで、ぶら下げてた黒い袋を不意に抱きかかえる何気ない動作は、言語を越えるものとし…
やっぱり見たいと思いペドロ・コスタ初期三部作最後1997年の作品。まずはこちらから。
わーお、ヴァンダの部屋のヴァンダが主役。あの咳は健在だけど、なんと働き者の役。クロティルド。スラムの中と町の中…
『血』とは対照的に、こちらはハマりきれなかった。
リスボンのスラム街を舞台にした作品で、作品の魅力には気づけなかったけど、気になったポイントだけ。
女性の登場人物が圧倒的に多い中、赤ん坊を抱えた男性…
開かれた空間と閉ざされた空間の使い方が素晴らしかったです。
空間を切り取ることで、逆にその外側を、外側との繋がりを意識せざるを得ない。それが故に苦しい、といった印象を受けました。
日常にある、隙…
出入口を奥に捉えた狭いダンス広場の音楽と喧騒、路地裏に響く生活音に自分もそこにいるような錯覚に陥る。そして突発的に訪れる暴力的な音の響きを引き画のワンショットで収めてしまう衝撃。
誰かが何かを一方…