ラルジャン 2Kレストアに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ラルジャン 2Kレストア』に投稿された感想・評価

濱口竜介の「大画面、大音量で観るべし』との推薦文を受けて再鑑賞。

一枚の贋札を介した社会的な川下の決壊、
不均衡の最果て。
極限まで研ぎ澄まされた結晶のような映画。


@ロベール・ブレッソン傑作選
5.0

オープニングの金属製のキャッシュディスペンサーに映る車道からの光が明滅する画面からして、カッコいい!映画史上、もっとも厳粛で、怒りに満ち、そして途轍もなく美しい作品で、映画を観る私たちの存在基盤その…

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4.8

静謐さの美。音のひとつに至るまで緻密な効果を生んでいて唸った。説明なしで淡々と描き切る物語、良過ぎる。何度見ても発見があるだろうしある程度本数見てからようやく良さが分かるような名作。
言葉で語りきれ…

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4.8

このレビューはネタバレを含みます

余白の美学の極北。研ぎ澄まされている。
感情・心理描写をほぼ削除することで、断片的とさえ感じてしまうような乾いたテンポで話が進んでいく。しかしなぜかすべてが繋がっているような気もする。すべての要素に…

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5.0

‪「ラルジャン」‬

〜最初に一言、神傑作。ALL TIME BEST!カイエ・デュ・シネマ誌ベストテンで1位に選ばれ、全米映画批評家賞の監督賞を受賞しカンヌ映画祭でもタルコフスキーの「ノスタルジア…

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5.0

金はどこだ。

ある少年が使った1枚の偽札によって1人の青年イヴォンの人生が狂い始める。

止まらない負の連鎖を描いた本作。ロベール・ブレッソンの遺作して最高傑作を劇場で観れて良かった。

小さな悪…

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まるでねじ式で動く舞台を見ているようでした。
閉まっていく扉、交換されるあるいは奪われていく貨幣によってシーンが分断されていく演出がオシャレだなぁーと思いました。

貨幣やお金という一種の虚構から人…

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兼高
4.2

このレビューはネタバレを含みます

・ショットをつなぐ扉、手のクローズアップ、不気味な音響。あらゆる技法が強烈で40年前の作品なのに驚くほど新鮮な映画体験だった。
悠
5.0
ゾッとする
繋ぎの確かさ
殺人鬼の同情すべき身の上と同情することそのものへの恐怖
見えなくなることへの恐怖
サスペンス
手から手へのカッティング

与えられた情報の抽象性に絶えず行間を読み続ける。気づいた時には物語に果てしない厚みが生じていることに気付く。
断片性にバンドデシネを読んでいる時のような感覚がありつつ、音や会話の間、色彩やニュアンス…

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