バルタザールどこへ行くというように主人公はバルタザールなんだけれども、不憫さを重ねてしまうあたりマリーもやはり主人公なのだろう。
サーカス団に引き取られてから動物達との対面とサーカスショーまでの一…
これまで見た映画の中で最も饒舌な動物だった。ただ真意までは計れないという感覚が絶妙。
また主人公だけでなく、それぞれの人間も独特の魅力を持っていた。二元論的な性格で描かず、人間性を保ったままであった…
キャラがみんな良い、特にジェラール
純度の高い悪人として他を寄せ付けない強さで物語を進めてくれる、対抗がバルタザールしかいないから負けるのは必然で、労役から逃走するシーンもお尻を蹴り上げられるシーン…
ブレッソンの映画に登場する存在のいたたまれない弱さが好き。田舎司祭の日記のような苦しみを受け入れた静かさのある伏し目がちな視線が好き。この実存の発見は文学の功績なのかもと最近思う。
表象のことで言…
人間の残酷さや村社会の醜さがロバを通じて表現されている道徳的表象の映画というよりは、暴力そのものがショット間の繋がりによって生産されてしまう、観客をかなり巻き込むタイプの作品と見える。ロバの尻尾に火…
>>続きを読む『バルタザールどこへ行く』、これはある意味『少女ムシェット』の後に観てよかったかもしれない。それというのも、『少女ムシェット』の最悪キャラクターの酔っ払いのおじさんの役者が今作でも出てきて、しかもそ…
>>続きを読む「白夜」が結局忘れられない、ロベール・ブレッソン。
(「ラルジャン」「スリ」も全部じゃないけど記憶にある)
この意識の奥の方にすっと細い針を刺されているような感覚、なんなんだろう。
(中略)
ロ…
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