「白夜」の余韻を思い出しつつ、濱口竜介監督の推薦文「身震いするほど恐怖することと、打ち震えるほど感動することは両立する。」にひかれて劇場へ。
原作は、トルストイ『にせ利札』。
ブレッソンの中腰の視線…
このレビューはネタバレを含みます
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裕福な家のガキがお小遣いを沢山貰えなかったことために偽札を使って金を作る。その偽札が巡り巡って真面目な労働者の手に渡り、それを使おうとした彼が告発される。裁判するも、偽札を使ったガキは母親の手回しで…
>>続きを読むブレッソンイカつすぎる。
今作が遺作で、しかも82歳で撮ったの信じられない生涯ゴリゴリじゃんマジで。
とにかく暴力。劇中湧き立つものすごい暴力性がとにかく光っている。他のブレッソン作品でも一貫され…
無駄のない静かな狂気。不運にも手にしてしまった偽札に狂わされてしまった男。
演技経験のない人が演じるという監督のこだわりもあり、作品との距離が遠く感じて登場人物の心情も上手く読めないので彼の行動を…
色彩とかトーンとかすごく好みだった、というのとはうらはらに、ストーリーはかなり衝撃というか悲しくて、誰かの些細な自衛のために犠牲になってしまった人がいるかもしれないということ、そこに対する想像力は忘…
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静かに毒を隠す人間と、目に見える毒を撒き散らす人間。知らない間に毒が毒を運び、毒に侵されている。これほどまでに救いのない物語は他にないのではないか。寡黙な彼女にだけは、幸せになって欲しかった。
固…
© 1983 Marion’s Films