このレビューはネタバレを含みます
ナチス占領下のフランスでユダヤ人である少年兄弟とその家族が身分や出生を偽りながらナチスから逃れる話。
ナチスの時代と関連の作品は多いけど。過酷な時代での成長する少年の自伝的要素があるドラマ。町中での…
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ゆっきーさんがfilmarksで書いているハスミンがドワイヨンに言ったとされる「あなたの映画で女性は常に手ぶらですね?ハンドバッグを持っていない」発言。この映画に限らず、映画において重要な視線のひと…
>>続きを読むロマンチック
1941年、ドイツ軍占領下のパリ
理髪店を営むユダヤ人一家の息子モーリスとジョゼフは、先に脱出した兄たちが待つ南フランスへ疎開することに
しかしある町で軍に捕まり、過酷な労働を課され…
原題は『ビー玉の袋』。だが劇中それは特に何の役割もないまま終わる。物も人も見えるままその役割を果たして終わり、登場人物達は常に現在である事を強いられる。フィルムの持続のなかに「説明」がない。恐らく興…
>>続きを読むドイツ進駐下のユダヤ人も各人各様、先日の「老人と子ども」が覆面ユダヤ人家族の倅クロード君の主観的雲隠れ生活、ドイツ色ゼロなら、こちら「ビー玉」は逃げも隠れもできない表通りの散髪屋、ドイツ一色の中ど…
>>続きを読む国境を越えるためにダビデの星を隠して歩き続けるジョゼフとモーリス
ジョゼフは友達のコレクションの為に自分のダビデの星とビー玉を取り替える
この時のジョゼフには星の意味はその程度でしかなかった
1…
与えられた企画故かそれなりに平穏な場面もありつつ、中盤以降は人物の動き、カメラ、空間がドワイヨン化としか言いようがない様態を見せ始める。リシャール・コンスタンティーニが父母をもてなすために用意した氷…
>>続きを読む子供の目線から語られる
ナチス・ドイツ占領下のフランス。
"人は殺すためにまた人を作るんだ。
ユダヤ人が全員いなくなったとしても、
人はまた殺すために人を作る。
こんなんじゃもたないよ。"
な…
記録用。2017年リメイク版のThe bag of marbles を観たのだけど、検索で何故か出てこないのでこちらで登録。もしかして日本で公開されていない?
旧版は赤いビー玉ですが、新作は青いビー…