小さな赤いビー玉の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『小さな赤いビー玉』に投稿された感想・評価

4.0

ジャック・ドワイヨン監督作。

『ピストルと少年』(1990)や『ポネット』(1996)等、少年少女の機微を見つめた佳作を手掛けたフランスの映画作家:ジャック・ドワイヨンがキャリア初期の1975年に…

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すべてのシーンすべての物語すべての要素がキスシーンのために並べられてるみたいな映画ですごかった。舌を1ミリも使わないガキンチョのぎこちないチューを撮るために命かけてるような。集合写真に死のモノローグ…

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アノ
3.2
ドワイヨン、自転車好きね〜。
ドミニク・デュクロが家族揃って逃げるかどうかの問答をリシャール・コンスタンティーニとするくだりの、子供ゆえの緊張感のなさが良い。
犬
3.3

ロマンチック

1941年、ドイツ軍占領下のパリ
理髪店を営むユダヤ人一家の息子モーリスとジョゼフは、先に脱出した兄たちが待つ南フランスへ疎開することに
しかしある町で軍に捕まり、過酷な労働を課され…

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SunO2
4.0

原題は『ビー玉の袋』。だが劇中それは特に何の役割もないまま終わる。物も人も見えるままその役割を果たして終わり、登場人物達は常に現在である事を強いられる。フィルムの持続のなかに「説明」がない。恐らく興…

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4.1

 ドイツ進駐下のユダヤ人も各人各様、先日の「老人と子ども」が覆面ユダヤ人家族の倅クロード君の主観的雲隠れ生活、ドイツ色ゼロなら、こちら「ビー玉」は逃げも隠れもできない表通りの散髪屋、ドイツ一色の中ど…

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RIO
4.1

国境を越えるためにダビデの星を隠して歩き続けるジョゼフとモーリス

ジョゼフは友達のコレクションの為に自分のダビデの星とビー玉を取り替える
この時のジョゼフには星の意味はその程度でしかなかった

1…

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3.8

与えられた企画故かそれなりに平穏な場面もありつつ、中盤以降は人物の動き、カメラ、空間がドワイヨン化としか言いようがない様態を見せ始める。リシャール・コンスタンティーニが父母をもてなすために用意した氷…

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春男
-

子供の目線から語られる
ナチス・ドイツ占領下のフランス。

"人は殺すためにまた人を作るんだ。
ユダヤ人が全員いなくなったとしても、
人はまた殺すために人を作る。

こんなんじゃもたないよ。"

な…

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N
-

記録用。2017年リメイク版のThe bag of marbles を観たのだけど、検索で何故か出てこないのでこちらで登録。もしかして日本で公開されていない?
旧版は赤いビー玉ですが、新作は青いビー…

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