フェイトレス 〜運命ではなく〜の作品情報・感想・評価

『フェイトレス 〜運命ではなく〜』に投稿された感想・評価

No.3650

第二次世界大戦中、収容所での過酷な生活を強いられたユダヤ人少年の話。

辛すぎます・・・。

一つ一つのシーンが、必ず「暗転」して終わるので、それがまた絶望感を誘う・・。

ノーベル賞作家ケルテース・イムレが、自らのホロコースト体験を綴った自伝的小説「運命ではなく」の映画化、作者自ら脚本も執筆。
第2次世界大戦中のブダペストで、父親と継母と共に暮らす14歳の少年ジュルカ…

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RIO

RIOの感想・評価

5.0

ジュルカの瞳の色が美しい

明日 召集される父親のために祈るシーンが絵画です
ガラス窓の向こうの世界にいる少女 緑の瓶が並ぶ

配管から滴り落ちる水滴
滑車の中に吹き込む綿のような雪

囚人となっ…

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mh

mhの感想・評価

5.0

ハンガリー製の骨太なホロコーストもので、ノーベル文学賞作家イムレ・ケルテスの少年時代の話。
反戦が下地にある普通の戦争映画では拾わないようなシーンがいっぱいあって、かなり新鮮な視聴体験になった。
ハ…

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ten

tenの感想・評価

3.8

この作品好き。
あの経験後、それでもそこに幸福があったことを認めて伝えようとするって凄く強い。一方でマイナスの感情があることも認めているし吐き出してくれているから、親近感めいたものを抱く。
とても素…

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ネコ

ネコの感想・評価

4.7
とてもとても辛かった。普通の少年が残酷すぎる日々を懸命に耐えながら過ごしている姿が、忘れられない。心に深く残り、こんなことがあってはならないと思った。
三鷹

三鷹の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

久し振りにキツいものを見た。2002年にノーベル文学賞を受賞したユダヤ人、Kイムレの自伝。それだけにただただリアルだ。今までアウシュビッツものを何作が見ているが、これは結構しんどいレベルは高め。

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mi

miの感想・評価

3.7

地獄を見たと、見ていない人間は口にする。
しかしそれは経験していない人間の、単なる軽々しい言葉でしかない。
幸福とはなんなのか。
強制労働を強いられ、膝に蠢く虱を見つめながら、死体と共に運ばれ…

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じえり

じえりの感想・評価

3.3
理不尽
ユダヤ人である事
14歳の少年

収容所での幸せの時間を語る

ダニエルクレイグちょい出演

ホロコーストを扱った映画の中でも異色だと思う。

当時の描写は凄まじい。だけど原作著者の実体験ということで淡々と描かれていた印象。だからこそ主人公が静かに憔悴していく様はとにかくリアルで心が痛かった…

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