決断の作品情報・感想・評価

「決断」に投稿された感想・評価

lemmon

lemmonの感想・評価

3.9
映画の内容の前に、近年モノクロで敢えて撮ったかのように映像が綺麗で、少し驚いた。


なかなか変わった物語に夢中に。

強盗殺人犯を追う保安官。
潜伏したとされる村で犯人らしき人物を見つけるが村中の人々から人格者として慕われている人物。
追い詰める保安官は村中から敵視。
犯人の面通しのため村に呼ばれた洗濯場で働くヒロイン。
真実は?
彼が下した決断は?


なんかこう、ラストはくすぐったい結末。
終始テンポ良い演出は素晴らしいが、どうにも気になる荒っぽさもあり。
犯人については多くを語らず。周りの状況から推測するも、回り回ると、これ良いのか悪いのか、、、とも思う。道徳的にね。

ヒロインもまた決断を下す。
う〜ん、くすぐったい🥴。


やはり物語が惹きつける。
犯人目線で描いた作品とか類似作品ありそうだなあ😄。


また違った決断であっても傑作になっただろうなあ😊。
考えれば考えるほどまた楽しくなる。
アノ

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2.0
テレビのfpsの設定を確認してしまったくらい人物の動作が無駄にせわしなくて気持ち悪かった。
magnolia

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3.9
西部劇を装ったヒューマンドラマ、総合判断として温かい結末

主人公の連邦保安官が大人の渋さで魅せる、その魅力のあり方が『casablanca』のハンフリーボガートさんを彷彿と…と思ったら同じ監督、そういうものか

彼はお尋ね者を逮捕するまでが仕事だが、周囲の無理解から死刑執行人ののあだ名がつく、でも敢えてクドイ釈明はしない孤高さが良い、いつか自分でも疑い深く任務遂行していたが…

決着ついたかのように見えてなかなか終わらず、それから2,3転する、お尋ね者の実際の罪状と普段の行いを秤にかけたら、最終的には見合った対応かなと

大人な態度のまま去ろうとした主人公、そのことも含めて、人を思いやる気持ちや、想う心を理解する優しさは伝わる…最終「決断」は驚いたが、わかってるやんヒロイン!主人公の輝く笑顔に心から良かったなぁと思えた

money talks
anpon

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3.5
TIFF2019にて。屋外上映。寒すぎて風邪引きそう。
容疑者を逮捕しにきたはいいが、めっちゃいいやつで人望もあってあれぇ?
ドンパチはほぼなく感情重視。
結末はやや納得いかないが、美男はイージーモードということで。
naokiii

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2.8

正義ってなんだろうねって話。
はっきり言って超嫌いな作品。
法の精神を侮辱してる。
ジョニーは逮捕されるべきだった。
当時のアメリカの事はよく知らないけど、強盗に関与しただけでも、捕まったら即死刑なのかな?
それでもコレはねぇーよ。
映像の美しさ、俳優の演技力、ストーリーの構成・緩急・テンポ感のみで評価
副産物的な良さは全くない、
 なんやねんというオチがつくのだが……それ以前の部分に関してもあまり良くない。前半のロバート・テイラーに執心する老婆のくだりとか、とってつけたようなティナ・ルイーズのお色気シーンとか、なんとなくひとつひとつが締まらない。あとこの描写だとロバート・テイラーが「街のみんなに好かれてる奴じゃしょうがない、見逃してやるか」という甘々の人間になってしまって、いかんでしょう。
 ただ洗濯場とティナ・ルイーズという組み合わせはグッとくるし、彼女に一瞬は期待したロバート・テイラーが失望するシーンは味わい深いものがあった。服を買って変貌した彼女が、ロバート・テイラーの命令でジャック・ロードに会いに行くという展開も面白いけれども、彼女を見た街の男たち「いい女だなあ」「たまらねえぜ」みたいなことを口々に言う演出がやたらしつこい。いや実際綺麗だけど。
ILC

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1.5
画的に好きな所は何ヶ所かあったけど、話が好きじゃない。すげーモヤモヤする。主人公はこれでいいのか?と
シズヲ

シズヲの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『ハングマン』の異名を取る頑固な連邦保安官補が法と人情の狭間で揺さぶられる西部劇で、穏やかな情感に溢れた秀作だ。派手な銃撃戦のようなアクションが殆ど無く、専ら刑事物のような地道な捜査や登場人物のドラマが話の半分を占める異色の内容になっている。80分前後という短い尺のおかげでさっくりと見れるし、適度なユーモアを交えた熟れた作風が程よいテンポを生んでいる。

本作の骨子を成すロバート・テイラー演じる主人公のドラマがやっぱり秀逸。法秩序を重視して冷徹に勤める主人公を情に従うヒロインや町の人々が阻んでくるという構図が新鮮で面白いし、そういった流れを通じて人間の善性を否定していた主人公が心境の変化へと至る流れが清々しい。主人公の捜査自体は間違っていない(犯人の目星は正しい)という事実で彼が単なる偏屈な保安官ではないことを示し、また序盤で人情に希望を持ちかけるという「心の奥底では善性を信じたがっている」とも取れる描写を入れることて心情の変化を自然な流れにしていたのが上手い。

ヒロインも役者であるティナ・ルイーズの美しさも相俟って魅力的で、主人公の価値観を揺るがす存在の筆頭としてもしっかり機能している。それまで容疑者を巡って反発し合っていた二人が終盤での相互理解と「決断」を経て最後に結び付く流れは印象的。生まれ変わることを決意した男の孤独に寄り添うヒロインの愛情が高潔で美しい。梯子を下ろされて「え?」って顔をしていた町の保安官はちょっと可哀想だったが、最後は明るく見送ってくれたので結果オーライだ。
おやおやこっちの方向に行くのかい、という保安官ものだが、犯人の追っかけというよりドラマ要素強くそこが面白い。派手なシーンはないが、信用と疑義を超え信頼生まれる過程が面白い。原題"The Hangman"も悪くないが、邦題もいろいろ読めて悪くない。#TSUTAYA発掘良品‬
Filmomo

Filmomoの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

①ロバート・テイラー扮する執念深い保安官の通過儀礼。犯人を撃って終わるのではなく、撃たないで終わり、それでいて後味を良くするというシナリオは非常に優れている。犯人の首実検のプロセスも、テイラーの慧眼を巧く表現している。「駅馬車」のダドリー・ニコルズの脚色が素晴らしい。「決断」は後期の作品だが、その筆致は冴えている。テイラー独立後の第一作としては申し分ない出来栄えである。②役者の使い方、描き方も良い。薄汚れた洗濯場の汚い身なりのティナ・ルイーズが目の覚めるような美女の装いに替わる。フェス・パーカーの保安官は良いところがないが、逆にそれが全体の調和を取っている。③初見では結局美男美女が結ばれるだけのことかと皮肉めいた感想を持ったが、ティナ・ルイーズがテイラーに心惹かれる理由はしっかりとある。勿論犯人を逃してやったこともあるが、彼がまじめで正義のもと行動していることも理解している。一方テイラーがルイーズに惹かれたのは、テイラー自身が、それまでの自分から脱皮できたからである。そしてそれがティナのお蔭であることを知っているからであり、事件を通してテイラーの成長が描かれたことになる。