決断の作品情報・感想・評価

決断1958年製作の映画)

THE HANGMAN

製作国:

上映時間:86分

4.6

あらすじ

強盗・殺人犯の男を捕えた保安官を待っていたものは意外に冷たい町民の眼! 法と人情の中に立って決断に苦しむ正義の保安官の物語! “ハングマン(死刑執行人)”の異名を持つ連邦保安官補ボバード(R・テイラー)は、いったん犯人探し出すと捕えるまではどんなことがあろうとも決して諦めない男だった。ボバートが探している逃亡犯の一人にジョニー・バタフィールドという男がいた。強盗殺人犯の一人で、ノース・ク…

強盗・殺人犯の男を捕えた保安官を待っていたものは意外に冷たい町民の眼! 法と人情の中に立って決断に苦しむ正義の保安官の物語! “ハングマン(死刑執行人)”の異名を持つ連邦保安官補ボバード(R・テイラー)は、いったん犯人探し出すと捕えるまではどんなことがあろうとも決して諦めない男だった。ボバートが探している逃亡犯の一人にジョニー・バタフィールドという男がいた。強盗殺人犯の一人で、ノース・クリークの町に隠れているという情報があった。ジョニーの仲間はすでに処刑されており、ただ一人生き残っている共犯者も近いうちに処刑されることになっていた。この男が死ぬと有罪を説明する者がいなくなるので、一日も早くジョニーを探し出さなければならないのだった。ボバードは町に向かう前に、ジョニーを良く知る若い未亡人がいることを耳にした。シーラ(T・ルイーズ)といい、基地の洗濯場で貧しい暮らしをしていたが、そのへんではひときわ眼に立つ美しい女だった。バタフィールドの顔を知らなかったボバードは、シーラを訪れ、ノース・クリークまで同行を求めるが・・・。

「決断」に投稿された感想・評価

Filmomo

Filmomoの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

①ロバート・テイラー扮する執念深い保安官の通過儀礼。犯人を撃って終わるのではなく、撃たないで終わり、それでいて後味を良くするというシナリオは非常に優れている。犯人の首実検のプロセスも、テイラーの慧眼を巧く表現している。「駅馬車」のダドリー・ニコルズの脚色が素晴らしい。「決断」は後期の作品だが、その筆致は冴えている。テイラー独立後の第一作としては申し分ない出来栄えである。②役者の使い方、描き方も良い。薄汚れた洗濯場の汚い身なりのティナ・ルイーズが目の覚めるような美女の装いに替わる。フェス・パーカーの保安官は良いところがないが、逆にそれが全体の調和を取っている。③初見では結局美男美女が結ばれるだけのことかと皮肉めいた感想を持ったが、ティナ・ルイーズがテイラーに心惹かれる理由はしっかりとある。勿論犯人を逃してやったこともあるが、彼がまじめで正義のもと行動していることも理解している。一方テイラーがルイーズに惹かれたのは、テイラー自身が、それまでの自分から脱皮できたからである。そしてそれがティナのお蔭であることを知っているからであり、事件を通してテイラーの成長が描かれたことになる。