小市民映画の達人島津保次郎監督の技ありの青春映画の佳作。前年「朱と緑」の高杉早苗と高峰三枝子の役柄を逆転させ、良家を飛び出し売れない作家業を廃業して叔父坂本武の世話で新聞社の面接を受けるが失敗する佐…
>>続きを読む仕事もろくに探せない良家の長男佐野周二と同棲相手の女給高杉早苗。親が反対して別れる別れない。佐野の妹お嬢の三枝子さんが仲を取り持つ。ほんとどーーでもいいぬるいハッピーエンドで呆れる。呆れるんだが、佐…
>>続きを読むアパートで暮らす若い男女佐野周二と高杉早苗
佐野は売れない作家、当然生活出来ないので高杉がお店(バー?)に出ている
2人が結婚していないのは父親の許しが得られないためである
そんな生活が続き将来に不…
テンポよし歯切れよし科白よし。松竹蒲田・大船調を確立した島津保次郎監督の名作の一つだ。三枝子が兄周二のアパートを訪ねた際の洞察力表現の描写と言い、映画の中で映画を見せる演出と言い、もう何もかもが秀逸…
>>続きを読む高杉早苗がアパートに入ると水玉の暖簾が掛かってて、
ビニールのコートを脱ぐと同じような水玉柄のワンピース!
オシャレてるーー
作家志望の家出息子佐野周二の女性関係を案じ、
叔父を通じて同棲してる…