タイトル見て布施明の曲?と思ったら、『マイ・ブルー・ヘブン』で幕開けとは、お洒落。ルビッチの影響も感じさせるし、本妻よりも妾の方が実質的な「内助の功」をしているというストーリーも面白い。正妻も決して…
>>続きを読む戦前の作品なのだが関東大震災後の映画なのに東京はビルが乱立する世界だった。国産の映画女優第一号とい千葉早智子(成瀬監督と結婚)はモダンガールでエンタメ要素もある。父が地方妻を作る話なのだが、東京の今…
>>続きを読む10年もの間自宅を離れている夫のことを想っては歌に詠み、忍ぶ気持ちをインスピレーションによって表してきた妻の悦子。しかしいざ娘の君子に連れられて夫が帰ってくると、その態度はつっけんどんになり、夫婦の…
>>続きを読む時々見られる口語のカジュアルさ。会話に「インスピレーション」てワードが出てきて、時代感覚が狂う。
タクシーで目撃した父親らしき人物を探す際に突然千葉早智子のPOVになってカメラが左右にパンするのだ…
このダメ父ちゃんの丸山定夫、一山当てようと夢見て長野の山奥で砂金探しに現を抜かし20年も帰らない、しかもそこで芸者上がりの女と子供まで作ってしまっている。ホントダメ父ちゃんを絵に書いたようなもの。
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決定的なドラマを作らない。冒頭から続く男と女のズレは最後まで戻らず、また同じ生活へ戻っていく。
「お母さんの負けだわ」という名台詞で締める今作は、その負け=冒頭とは違い直す事さえ難しくなったズレ、と…
映画としての完成度は目を見張るものがあるものの、古すぎる価値観に少し嫌気がさす場面もあった。
ところどころクスッと笑えるコミカルな演出を挟みつつ、あの時代ならではの女性たちの苦悩を描いた古典の名作…