Podcast『シネマの前で論じること』に四世がゲスト出演しています。
4ヶ月連続成瀬巳喜男特集「成瀬、乱れ打ち」の第二弾『妻よ薔薇のやうに』についてさまざま話しています。
是非お聴きください。
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1935年キネ旬1位の成瀬巳喜男監督作。東京の妻子を捨てて信州の山奥で芸者上がりの女と子供を作り暮らす父、母は悲しみ紛らす詩歌に没頭、自分の婚期も近いので娘・君子は意を決して父を連れ戻しに信州に向か…
>>続きを読む2025/04/26 シネ・ヌーヴォ「生誕120年 成瀬巳喜男レトロスペクティブ」
なんでそんなに愛しちゃったのさ、こんなダメ男に、と妾の尽くしっぷりに違和感はあれど、本妻のまるで周りが見えてい…
的確なカメラワーク、カット割り、うーカメラよく動く。
特にラストシーン、「お母さんの負けだわ」と呟くヒロインに何度もカメラが寄る、もはや外連味の域であった。
気難しい詩人の母と二人で暮らすヒロイン…
父を探しに行くまでの前半は、これどうかな〜と思いつつ、田舎で父を見つけ、おゆきとの会話で、お、これはすごい!と思い、電車の中で、今までの慎ましやかなシークエンスは何だったのよとなる。笑える。
みん…
良い
「お母さんの負けだわ……」
ズームしたりパンさせたり、よくカメラが動く。
父親が帰り、叔父が追いかけるシーンの臨場感がすごい。
カメラの動きのせいか、かなり洋画っぽいショットがある。
特…
実験的なカットも多いしきまったショットも多くて撮りたい画を撮ってるなーという喜びが詰まってる。その上でラストに向けての加速的に娘を中心に気まずさが増していく空気も素晴らしいし交差する群像劇も内側の葛…
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