花は偽らずの作品情報・感想・評価

『花は偽らず』に投稿された感想・評価

傑作「暖流」の二匹目のドジョウを狙った安易さは窺われず、技有りの好編となった大庭秀雄監督の瑞々しい作風が心地良い。親戚関係の社長夫妻大山健二、岡村文子からの縁談に気が乗らない事務員徳大寺伸は、タイピ…

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三四郎

三四郎の感想・評価

4.7

『暖流』と同じように走り去ってゆくお嬢さんの後ろ姿…。高嶺の花は高嶺の花すぎて、皆、分不相応だと諦めてしまうのか。

大庭秀雄監督はこの映画がヒットしている時に娘が生まれたそうで、この映画のヒットに…

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高峰三枚子 (假名子)
佐分利信 (佐久間城大郎)
徳大寺 伸 (舟木)
水戸光子 (佐川純子/タイピスト)
葛城文子 (假名子の母)
大山健二 (大野木/社長)
岡村文子 (大野木夫人…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1940年代映画:小説実写映画化:松竹〗
1941年製作で、藤沢桓夫の小説を実写映画化らしい⁉️

2023年1,832本目

大庭秀雄監督の哀感溢れる恋愛映画。相関関係は違うが、「暖流」とほぼ同じ配役が面白い。(この映画では槇芙佐子の立ち位置がものすごく微妙で良い)
それにしても「按摩と女」「暖流」「朱と緑」など高峰三枝子…

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なぜこのタイトルかわからなかったが、若い男女のメロドラマに極めつけはお嬢さんの最後の背中を向けて走り去るシーン。淡い哀しみを誘う傑作。
alsace

alsaceの感想・評価

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暖流に似てるけど、こっちの方が話しがあっさりしてる。個人的には暖流の方が好き。

助監督のクレジットに川島雄三の名前が。

昔の邦画短くて、隙間時間に詰め込んで見られるので、本当助かる。
繊細だなあ大庭センセイ。国に帰った女を迎えにいける徳大寺。自信ある、ってプロポーズしにいくも結婚すると聞かされて自分の写真を破る高峰三枝子。ドラマチック抑えめにそれぞれの淡いメロドラマをみせてくれる。

このレビューはネタバレを含みます

会社の上役から「今夜、空いてたら家に夕飯でも」からの知り合いの娘(美しい高峰美枝子)を結婚相手として紹介するなんて、優雅なような半パワハラなような、、、

その舟木が、断れないでグスグスしていてイラ…

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https://youtube.com/watch?v=DNZt1lujwxQ&feature=share

モノクロの映画をカラーバージョンで鑑賞。
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