逝ける映画人を偲んで2021-2022@国立映画アーカイブ
撮影 小松原茂
今村昌平、2度目のカンヌ映画祭パルムドール
[妻の浮気現場に乗り込んだ夫(役所)は妻を刺し、警察へ直行、自首を。仮出所…
このレビューはネタバレを含みます
カメラが役所広司にグッと寄って、何だ何だと思ったら水から柄本明が勢いよく出てきて笑った。不思議な映画だったな。
何か罪を犯した訳ではないけれど、昔飼っていた犬のことばかり思い出す私も、うなぎに心を…
仮釈放か決まった役所広司が割と広めの土地の近くで理髪店を開き出したので『ニンゲン合格』か『すばらしき世界』が始まってしまうのかとヒヤヒヤした。構成はやや大味な印象だが悪くない。寓話性を途中で諦めてし…
>>続きを読む素晴らしい!
役所広司の「帰れ」と叫ぶシーンが単調な叫びではなく、"かえ"までは威勢があり、"れ"から小さい"ぇ"で尻窄みするのがよかった。
役所広司と柄本明のもみ合いは泥仕合いのようでいて、迫…
画面に血が飛ぶと言われてこの量を想像する人は少ない気がする。モザイクも兼ねているのかもしれない。飼っていたうなぎ。「並んで歩けないのかね君」。空飛ぶ円盤。サインポール。「わしゃ客に見えんか」。うなぎ…
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