このレビューはネタバレを含みます
2004年につくられた新藤兼人監督・脚本作品。戦後、引揚者が入植した開拓村で起きた奇怪な連続殺人事件の真相を舞台のお芝居ちっくに描くブラック・コメディ。
それこそ舞台が先かと思ったら映画が先なんで…
大竹しのぶの舞台を見た、という感じ。
たくましく、残酷で、可愛らしい表情が溢れる。伊藤歩の真っ直ぐな演技も良かった。ブラックユーモアな喜劇だが、満洲引き揚げ組のための入植地で起こった悲劇という事実は…
時代の波に翻弄された不幸な身の上の母娘が、飢えの苦しみから解放されるべく次々に殺人を犯していく様を描いたブラック・コメディ。大竹しのぶの演技がひかりますね。かなりのブラックユーモアです。最後のいきさ…
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