NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
物語内の現代パートにて恵理菜(井上真央)と希和子(永作博美)が全く接触しない展開が、恵理菜の事件からの時間的・物理的な断絶を巧く表していると思う。希和子…
「わたし、もうこの子のこと好きだ」
このセリフがすごい。これは男には絶対に抱けない感情。
新しい生命に対する男のコミットできない感じの辛さ、というか子供を産み育てるのは結局母親なんだよ、とも言われ…
いつか観ようと思いつつ、ワインを熟成するかのように寝かし続けた本作を鑑賞。超絶のバランスで描かれた作品。明確な犯罪は存在するものの、個人的には善人も悪人も存在しないように思える。もちろん、犯罪は許さ…
>>続きを読む角田光代さんの小説も読んでいて、どんな展開になるのかわかっているからこそ、小豆島での平和な【ママと薫】のシーンが美しく眩しかった。
一生消えることのない心の傷を恵理菜に負わせてしまった希和子だけれど…
映画「八日目の蟬」製作委員会