今村昌平
カゴの鼠は回し車を走り続ける。
蚕を肌に這わせる。
小さい鼠が大きな鼠を喰う。
ちんちん婆さんが歌うご詠歌のメロディをトランペットで。黛敏郎。
仙台、高屋敷、
重喜劇「デブ!」
土着の習俗…
昭和丸出しじゃん!とか思いましたが、昭和の作品だもんね。いやな感じが詰まってました。
ハッとするカット多数。
何言ってんのかわからない所多数。
が、聞き流しても問題無し。
そんなドラムでいいのか?の…
加藤嘉の入れ歯で遊ぶ子!
撮影、構図のシャープさ。汽車の登場のさせ方が映画的。たまらない。ミソジニーなのにフェミニズム。
サムネのせいで下世話にみえてしまうけどモノクロでスタイリッシュな世界観。中…
「汝らは何を好んでウジ虫ばかりを書く」と小津安二郎と野田高梧にバカにされた今村昌平は、「俺は一生ウジ虫を書いてやる」と啖呵をきって小津組を離れ川島雄三の元に走ったという。そのウジ虫ならぬ“蚕の幼虫”…
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