赤い殺意に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『赤い殺意』に投稿された感想・評価

昭和丸出しじゃん!とか思いましたが、昭和の作品だもんね。いやな感じが詰まってました。
ハッとするカット多数。
何言ってんのかわからない所多数。
が、聞き流しても問題無し。
そんなドラムでいいのか?の…

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3.9

加藤嘉の入れ歯で遊ぶ子!
撮影、構図のシャープさ。汽車の登場のさせ方が映画的。たまらない。ミソジニーなのにフェミニズム。

サムネのせいで下世話にみえてしまうけどモノクロでスタイリッシュな世界観。中…

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「汝らは何を好んでウジ虫ばかりを書く」と小津安二郎と野田高梧にバカにされた今村昌平は、「俺は一生ウジ虫を書いてやる」と啖呵をきって小津組を離れ川島雄三の元に走ったという。そのウジ虫ならぬ“蚕の幼虫”…

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3.7

今村昌平監督/1964年日活作品
主人公VSレイプ犯!が繰り広げる対決シーンの数々は外国映画みたいな見え方。
特に汽車で揉み合うシーンがめちゃくちゃカッコいい。可愛らしく野暮ったい嫁(春川ますみ)と…

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文鳥
3.5

1964年公開。地方の家制度への批判めいたもの、ひいては日本という国への批判めいたものすら感じる。この作品もにっぽん昆虫記に続いてとても生物的”人間”を描き出している。世帯を持っている女がある日強盗…

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ノノ
3.9

男女が交わる時の生々しさの表現は今村昌平作品が一番好き。自分が浮気をする度に妻の浮気が気になってしまう夫。貞子は強盗を愛してはいなくて尊厳を守りたくて夫から逃げる一心だったようも見えるし、妾の子とし…

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Yuto
3.8
家父長制と不倫と強姦と散々。
終盤もーちょっと派手にして欲しかったけど、キャスティングの感じとか観るとリアリティへの拘りを感じた。

春川ますみさんと言う女優さん、お初だったのですが、けして美人じゃないのに肉感的で凄く良い意味でエロく、彼女にずっと惹き付けられました。残念なのは、方言が凄くて聞き取り辛かったです。内容は、家父長制と…

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藤原審爾の原作を「にっぽん昆虫記」でコンビの長谷部慶治と今村昌平が共同で脚色。今村昌平が監督した社会ドラマで撮影もコンビの姫田真佐久。今平さんは抑圧された人間の情念を描かしたらピカイチですな。
この…

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4.0

生々しく〝今村昌平〟が描写するのは人間の奥底に秘めた剥き出しの本能、誰もが内面に封印している様々な理想や欲望を泥臭く表現

グロテスクな蚕が桑の葉を小刻みに貪る乾いた音は欲望の囁き、自分の領域では物…

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