悪名縄張荒らしの作品情報・感想・評価

『悪名縄張荒らし』に投稿された感想・評価

3.6

シリーズ第16作にして勝新太郎版の最終作。第15作から5年後の1974年、大映倒産後に勝プロが製作。監督は増村保造。内容は第1作と第2作のダイジェスト・リメイク。モートルの貞を北大路欣也が演じている…

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最初の悪名二作品を勝プロでリメイク、公開は東宝で監督は増村保造。
モートルの貞を演じるのは北大路欣也、因島編の琴糸は十朱幸代、シルクハットの親分は大滝秀治、女親分は杉村春子。
新世界編もクセのある役…

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大映のシリーズ「悪名」を、勝新太郎自身が再映画化。脚本も同じく依田義賢。監督は増村。撮影宮川一夫。モートルの貞に北大路欣也。

異様、の一言に尽きる。果たしてこれは喜劇か、それとも陰惨な暴力映画なのか。コメディらしき要素はあるにしても、中心にいる勝新が終始仏頂面で黙り込んでいるため、映画の方向性が全く見えてこない。とぼけたギ…

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増村のこと好きで、勝新のことも普通に好きだけど、勝プロのときの増村はあんまり好きじゃない……。『兵隊やくざ』は大映だったから良かったんじゃないかと思えてしまう。
しかもこの映画は勝新のおしりが出てこ…

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わに
3.5
増村マラソンもついに最終盤。

勝新は増村作品でしか見たことがないが、彼の象徴する愚かさがたまらない。

とにかくずっと人が映り続ける映画。本当にそれだけで面白いものが作れちゃう。
4.0

勝新は静かに押し黙っているけど、周りが暴力を要請していく。そして爆発した時の恐ろしさは随一。神妙な顔してボコボコにしていく。そしてついに国から暴力への誘いが届く…。
北大路欣也のチンピラ具合も良い。…

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日本映画専門チャンネル
での
-
このレビューはネタバレを含みます
勝新
画は堅い
ラストの回収は赤紙となったが、
一件落着後、勝新が寝るところを
失ってしまうところは面白い。

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