かげろう笠の作品情報・感想・評価

かげろう笠1959年製作の映画)

製作国:

上映時間:87分

ジャンル:

3.8

『かげろう笠』に投稿された感想・評価

AONI

AONIの感想・評価

3.0
お人好しの旅烏&盲目の姫様。身分に差がある二人の奇妙な純愛ドラマ。 姫様の目が開く時、それは二人の夫婦芝居が閉幕する時・・・。
eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

3.8

ロケ地探訪したくなるような美しい画と当時の大映の狂気の沙汰レベルのスタジオセットが堪能できるのに感動。三隅作品にしては珍しく女優(香川)が美しく撮られてる事にも驚く(これは香川の力か)。話は『街の灯…

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odyss

odyssの感想・評価

2.8

【お姫様を守るため】

昭和34年の時代劇映画。

お家騒動で大名のお姫様(香川京子)が部下たちに付き添われて国から江戸へ向かうものの、敵方に襲われて部下たちは殺されてしまいます。

たまたまその場…

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a

aの感想・評価

-
新年早々、スクリーン越しに富士山をみた、今年もいい年になりそう、と思っていたけれど… 最後、香川京子からの目線ショットは、長谷川一夫には届かない
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5

2022/1/3
旅の途中で目が見えない菊姫の難を救い、一緒に江戸に行くことになった弥太郎。チャップリン「街の灯」を彷彿とさせる作りで、身分の違いもあってラストはしんみりと切ない。が、弥太郎演じる長…

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香川京子の最高傑作。
チャップリンの『街の灯』と『ローマの休日』を足して10倍にしたシナリオ。
香川京子さんからこの撮影の為にお琴を恐ろしい速さでそれも手元を見ないで習ったという話を直に単独で聴けた…

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目が見えない人が見えるようになることで起こる悲劇。
メロドラマの脱構築。
紛れもない傑作。
くずみ

くずみの感想・評価

3.8

どこかで見たような筋を江戸時代にアレンジ。主要三者の心持ちが皆いじらしく。
姫の妄想シーンが「映画は大映」なゴージャスさ。長谷川一夫三変化。若衆(さすがにキッツイ)→光源氏(これはピッタリ)→お武家…

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「何かを落とす」ことの連鎖によって物語を進行させている。最初は香川京子のカンザシだが、そこから長谷川一夫が金を無くしたり、サイコロを落としたりなど。ラストは長谷川一夫が刀を置き忘れたことで、盲目から…

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nagashing

nagashingの感想・評価

2.5

時代考証ふくめいろいろガバガバすぎてたじろぐ。渡世人と武士階級(しかも姫や上級藩士)の身分差が、せいぜい「庶民とお金持ち」程度の現代的な感覚でしか扱われず、『街の灯』的な身分詐称の葛藤が完全に骨抜き…

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