江戸っ子肌の作品情報・感想・評価

江戸っ子肌1961年製作の映画)

製作国:

上映時間:86分

4.4

「江戸っ子肌」に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

江戸っ子町人文化を楽しめるステキな娯楽作。加賀鳶(日本酒ではなく加賀藩江戸屋敷が組織した火消し)の組頭イケメン大川橋蔵。彼を慕う芸者淡島千景に、その兄山形勲(なんだこの遺伝子の妙)は喧嘩仲裁を商売にしているという謎の仕事。ヒロインの一人が吉原遊女でなく芸者ってところもいいですね、江戸弁の町人たちがチャキチャキと元気で楽しい。
龍吐水が思いの外高性能。あんな水圧は無いだろう。でも火消しのアイドル感が堪能できて消火活動はテンション上がる。しかし市村座の幕くだり…あれは火消しがパトロンの一つだったのか?スポンサーの名前のどちらを幕に使うかで揉めたって事かな。

黒川弥太郎の妹想いも素敵。堺俊二がウロチョロしてるのもまたまた可愛い。桜町弘子は愛らしいんだけど、どうしても当て馬役の淡島千景の方が萌える。髪結いおりん千原しのぶの人妻感もよかった。千原しのぶってエロい。
気風も度胸も江戸一番の加賀鳶(大川橋蔵)と喧嘩相手の町火消し(黒川弥太郎)の妹(桜町弘子)との恋模様。
「泣くぞ」と拗ねる芸者(淡島千景)の純情と困った顔でオロオロする貧乏旗本(山形勲)が可笑い。
橋蔵が喧嘩の途中に半鐘に気付き「火事だ」ってことでうちに帰って着替えするシーン最高!仕上げに半纏を放り上げて腕を通す・・・格好いい。

1961年2月7日公開