ポスターとタイトルに惹かれて見た。
ヨーコの葛藤と孤独感が少しだけわかる。
みんな薬辞めて意気揚々としてたり、ボクサーみたいにとことん夢中になって輝く人に出会ったり、友人が亡くなったり。
どこに…
新宿のジャズバーにたむろする睡眠薬でキメてるアッパーな若者たち。
そんな若者に冷めた目線の寺山修司がちょっと出してる(あんまり訛ってない)
オネェな石橋蓮司に笑っちゃう。しかも緑魔子と夫婦だった…
かなり好きだった。
案外この時代の不良も今のトー横キッズと変わらないなと思った。(睡眠薬大量摂取、新宿で群がるなど)
新宿の「らんぶる」って喫茶店は今でもあるので、本作に出てきて驚いた。歴史あるサテ…
1966年。
降旗康男監督デビュー作品。
ストーリーというほどのストーリーは無いが…。
家出少女ヨーコは、新宿のとある店に屯する仲間たちとつるむようになる。
酒、タバコ、そしてクスリに溺れラリる毎…
降旗康男を知りたくて
初っ端から荒木一郎に上がりつつ
降旗康男の晩年の作品を観ているから感じることだろうが、空間とそこにいるひと、の刹那をとても大切にしている感じを得る
クスリで荒れまくる緑魔子…
家出してフラフラしてるようでちゃんと芯があって強い子 分かんない事は強がらず 分かんない、教えてって言える素直な所、好き
jazzが鳴り響く中ハイになって踊り狂ってるシーン、こっちまで目がくらくらし…
オープニングを除いての、冒頭の10分間がひたすら退屈で、いじけてくすぶってるだけにしか見えないヨーコの姿が観ていてイライラしたしつらかった。行くアテもなにもなく、画面の閉塞感がハンパじゃない。
ヨー…